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『恋するマドリ』(こいするマドリ)は、2007年8月18日公開の日本映画。新垣結衣初主演映画である。インテリアショップFrancfrancの15周年記念作品として制作された。 初めて一人暮らしをする若い女性が、引越しをきっかけにした偶然の出会いから、年上の女性への憧れと隣人の男性への恋に悩む姿を描いたラブストーリーである。 後述のとおり、主演の新垣はこの年、本作の他にも『ワルボロ』や『恋空』にも出演し、数々の賞を受賞している。 == ストーリー == 美大生のユイは北品川の借家から中目黒の賃貸マンションへ引っ越す。一緒に暮らしていた姉が「できちゃった結婚」をして出て行ったためである。 プロレスラーたちの引越し屋「ヘラクレス運輸」による運搬も終わり、ユイはマンションの住人たちに引越し蕎麦を配るが、隣の老女・野田が受け取ってくれた他は断られてしまう。上の部屋に住む男・タカシもその一人だった。 ある日、前の家に忘れ物をしたことに気付いたユイは、取りに行った際に家の新しい住人・アツコと出会い親しくなり、かつて彼女が入賞した椅子デザインコンテストへのアドバイスを受けるためもあって、しばしば彼女の元を訪れるようになる。アツコは一級建築士で、インドへの留学を控えていた。 大学の授業で木の市を訪れたユイは、偶然タカシに出会いなぜか動揺する。さらにアルバイト先の環境省の研究室を訪れると、そこには増えすぎた針葉樹の色素からELを抽出する〔本作品におけるこの研究は架空のものである(出典:公式サイト プロダクションノート)。〕研究者として働くタカシがいた。助手として一緒に働くうち、無愛想だが一途に樹木の事や研究を語るタカシに、ユイは惹かれ始める。しかしユイは自分の部屋の前の住人がアツコであり、タカシの恋人であったが、突然失踪同然に彼の前から姿を消してしまったと知る。 ユイはタカシに対するアツコの微妙な感情を知り、二人を再会させようと考えるが、なかなか言い出せない。 研究発表会場で、ユイは誤って発光装置のELを壊してしまう。予備の緑のELをアツコが持っている事を知ったユイは北品川の家へ向かい、渡すように迫る。緑のELは手に入ったが、それは同時にユイがタカシとアツコの共通の知人であり、二人の関係を知っていると双方に気付かれることであった。無事発表を終えた二人がアツコの家に向かうと、アツコは見知らぬ男性・アキラと共におり、タカシは黙ってその場を離れてしまう。アツコが新しい恋をして自分から離れたと思ったタカシは、ユイの前で激昂する姿を見せる。 タカシと連絡がつかなくなり、ユイは複雑にもつれた三人の思いを嘆く。だが、ユイはアツコとアキラとの関係を誤解していたことを知る。 アツコの出発の日、ユイは部屋に戻ってきたタカシに空港へ見送りに行くよう説得するが、タカシは行こうとしない。業を煮やして一人で空港へ向かったユイは、ヘラクレス運輸やアキラの協力で急いで向かうが、アツコの乗る飛行機は離陸寸前だった。ユイは空港のデッキで、人目も憚らずタカシとアツコへの思いを叫ぶ。その前で、搭乗を遅らせていたアツコはタカシと再会する。 夕陽の中、ユイたちは幸福をもたらすという緑の光線を見る。 アツコが旅立った後の冬、ユイは恋人たちをイメージした椅子を完成させる。春が訪れ、ユイは再びヘラクレス運輸と共に引越しのトラックに乗る。「私も、ニッコリするんだ」と心に誓いながら、目黒川の満開の桜とタカシの笑顔に見送られて、ユイは新しい街へと旅立つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「恋するマドリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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