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『恋染紅葉』(こいそめもみじ)は、原作・坂本次郎、漫画・ミウラタダヒロによる日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2012年9号に読み切りとして掲載された後、内容を再構成した上で同年23号から連載開始し、同年51号まで連載された。ジャンプ・コミックス全4巻。話数カウントは「シーン○」。 『少年ジャンプNEXT!』2012SUMMER(2012年夏号)には2ページの番外編も掲載された。読み切り版は単行本第1巻に収録され、番外編は第4巻に収録されている。第2巻には『少年ジャンプNEXT!』2011SPRING(2011年春号)に掲載された読み切り『ふぁみドル!』が収録された。連載は28話で終了したが、最終巻には描き下ろしエピソード3話が収録され、巻末には初期キャラクターデザインのイラストも掲載されている。 神奈川県鎌倉市を舞台とした恋愛劇であり、題名の『恋染紅葉』は作中に登場するテレビドラマ(読み切り版では映画)のタイトルでもある。 == 登場人物 == === 主要人物 === ; 葛城 翔太(かつらぎ しょうた) : 本作品の主人公。神奈川県立恋ヶ浜高等学校の男子生徒。一人称は「オレ」。記念撮影を頼まれた人気女優の紗奈に一目惚れし恋愛感情を抱いている。 : 幼いころからあがりやすい性格で緊張するとすぐに顔を紅潮させる、いわゆる赤面症。紗奈に一目惚れする前にも2人の同級生に恋していたが、ろくに話も出来ずにその恋は実らなかった(その内の一人が由比であり、実は両思いだったが由比が転校した事で互いに想いを告げることなく失恋した)。出会って間もない頃に紗奈から恋人の練習相手を頼まれる。最初は戸惑ったが、少しでも彼女に近づくために協力を決意する。物語終盤、紗奈と両想いであったことが発覚したが紗奈が翔太の身を案じ、一度は振られてしまう。しかし二度目の告白に応えてくれて、紅葉の木の下で正式に結ばれた。以後紗奈の事務所から高校卒業まで一切会わないと言う条件付で翔太との交際を認められ、人気女優という紗奈に対して特筆するものが無い自分はせめて勉学だけでもと大学受験と東京での一人暮らしの為の準備に励む毎日を送るようになる。 : 読み切り版では姓は相川(あいかわ)。 ; 紫之宮 紗奈(しのみや さな) : 本作品のメインヒロイン。山の上にある名門女子校「清廉女学院」の生徒。新進気鋭の女優。一人称は「わたし」。 : 近日開始予定のドラマ『恋染紅葉』の撮影のため、清廉女学院に転校してきた。その後、ドラマの撮影現場となっている恋ヶ浜高校へ頻繁に訪れるようになる。ドラマではヒロインの一人である積極的な少女「緋崎かえで」を演じるも、恋愛経験がないため、役作りの為に偶然出会った翔太に恋人役を依頼する。女優としての演技力は高く、料理も得意など女の子らしい事は得意だが、お嬢様育ちで幼い頃から女優を目指し普通の学生生活をしてこなかった為、かなりの世間知らず。実は翔太が紗奈に一目惚れする前から彼のことを知ってたらしく。見栄を張って事務所に恋ぐらいクランクインまでにしてみせると言ってしまったが、男の人を若干怖がってることから相手がいないと悩んでいると、たまたまトビにお菓子を取られた子どもを助けている翔太を見て、次第に彼の優しさに惹かれ始め、翔太が相手なら良いと思うようになる(連載当初、紗奈が翔太に撮影を頼んだのは、彼と話をするきっかけを作るためだった)。物語終盤、両想いであることが発覚したが、本来は18歳まで恋愛禁止という事務所の掟があり、翔太との関係がスキャンダルとして報じられた為、これ以上自分に関わると翔太が危険な目にあうと感じ一度は彼を振ってしまう。しかし二度目の告白でついに彼の想いに応え、紅葉の木の下で正式に結ばれた。以後事務所からは高校卒業まで一切会わないと言う条件付で翔太との交際を認められ、会わないでいる事を我慢できなくなるという理由から電話を週一度と自分で制限する等、それまでと違った面を見せている。 : 読み切り版では姓は瑞原(みずはら)。 ; 七里 由比(ななさと ゆい) : 本作品の2人目のヒロイン。一人称は「私」。巨乳でスタイル抜群なグラビアアイドル。紗奈とは別の事務所に所属する。「ナナ」という芸名で活動しているため、紗奈やファンなどからは「ナナちゃん」と呼ばれる。『恋染紅葉』ではもうひとりのヒロインである内気な少女「いろは」を演じる。紗奈とは違い、料理は苦手。 : 翔太とは小学校時代のクラスメイトで彼の初恋の相手でもあった。そして彼女の方も翔太が初恋の相手であり、現在も変わらず一途に彼を思っている。小学校時代は大人しく臆病な性格でよく男子に意地悪されていた。小学3年生の頃に転校して、翔太と離れ離れになったが、翔太の通う恋ヶ浜高校に転入し、再びクラスメイトになる。物語終盤、翔太に告白したが、彼の紗奈への想いが強かったため、失恋した。紗奈が翔太と正式に結ばれてからはわだかまりが生じたこともあったが、小鳥の協力もあり和解し、下の名前で呼び合える仲になった。 : グラビアアイドルとなってからはそれまでの内気な性格から進んで人前でポーズを取れる(好んで取る)程に変わった。 ; 春日 小鳥(かすが ことり) : 人気アイドルグループ「7ドロップス」のセンターとして活躍する少女。一人称は「アタシ」。常にですます調で話す。『恋染紅葉』には「かえで」と「いろは」のクラスメイト役として出演する。 : 紗奈やナナをあの手この手でスターの座から降ろそうとする小悪魔的な性格。しかし、実家は貧しく借金を抱えており、紗奈やナナへの嫌がらせもスターとしての成功に対する執着心からであった。また、彼女自身も一人だけ人気が急上昇し、個人活動が増えた事への嫉妬心から「7ドロップス」の仲間から嫌がらせを受けている。その為、卑屈な性格になっていったが自分のファン一人ひとりとの会話や顔を覚えているなど、アイドルとしての意識は高い。体が小さく、中学生ぐらいの年齢に見える(翔太は彼女を妹の莉子と同じぐらいの年齢だと思っていた)が、実は18歳の高校3年生で、翔太より年上。「つばめ」という名の妹と2人の幼い弟がいる。紗奈達と和解してからは友好な関係となり、それと同時に翔太を意識している描写も見られた(莉子はその様子をツンデレと評した)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「恋染紅葉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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