|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 恐れ : [おそれ] 【名詞】 1. fear 2. horror 3. anxiety 4. concern 5. uneasiness ・ 来 : [らい] 【名詞】 1. since (last month) 2. for (10 days) 3. next (year) ・ 聖 : [ひじり, せい] 1. (pref) saint 2. st. ・ 聖徒 : [せいと] 【名詞】 1. disciple 2. adherent ・ 徒 : [と] 【名詞】 1. party 2. set 3. gang
恐れず来たれ、聖徒(おそれずきたれ、せいと。英原題: Come, Come, Ye Saints)は末日聖徒イエス・キリスト教会(通称、モルモン教会)の賛美歌の一つである。現在の日本語版歌集(1989年)では17番の歌。日本基督教団の『讃美歌第二編』(1967年)では、187番「聖徒よ、よろこびもて」との題名で収録されている(後述の通り、歌詞は異なる)。 == 概要 == 「Come, Come, Ye Saints」 は1846年4月15日、モルモン開拓者の一人、ウィリアム・クレイトン(w:William Clayton (Mormon), 1814年 - 1879年)によって作詞された。作歌当初の題名は「すべては善し」(英: All is Well)であり、アメリカの既存の賛美歌曲に新しい歌詞を付けたものであった〔元歌は1844年発行の福音唱歌集『''The Sacred Harp''』所収(単に ''Old English Folk'' としている資料もある)。元歌の歌詞初行は ''"What's this that steals (that steals)upon my frame?"'' で、各節の締めはクレイトンの詞と同様、''"All is Well! All is Well!"'' である。〕。 作詞当時、末日聖徒イエス・キリスト教会(以下、教団と略す)は迫害を受け、拠点だったイリノイ州ノーブー(w:Nauvoo, Illinois)からアメリカ大陸西部(現・ユタ州)へ移動中であった。クレイトンは妻らをノーブーに残し、第1先遣隊〔『讃美歌第二編略解』(1983年版) 239頁による。『''Our Latter-day Hymns : The Stories and the Messages''』(1988年) 58頁では 「the first company of Mormon pioneers」。〕の一員として旅の途上にあり、アイオワ州ロカスト・クリーク(Locust Creek)に滞在していた。そこへ、妻の Diantha から、男児を無事出産した旨の手紙が届いた。クレイトンは大変喜び、すぐに 「Come, Come, Ye Saints」 を書き上げたという。 歌詞の要約は以下の通り。各節は「すべては善し」で締められている。 :(第1節) 聖徒(教団会員のこと)よ、神の恵みを信じて、恐れずに進もう。 :(第2節) 我々の運命を嘆くな。神は我々をお見捨てにならない。 :(第3節) 遥か西部に、神が用意された安全な土地が見つかるだろう。 :(第4節) 旅の途中で死んでも、無事に生き延びられても、「すべては善し」。 この歌はモルモン開拓者の間で広く歌われるようになり、モルモン開拓者の労苦と信仰を偲ぶ歌として、1851年以降に教団が発行したすべての賛美歌集に収録されている〔『''Our Latter-day Hymns : The Stories and the Messages''』(1988年) 59頁。〕。最新の英語版歌集(1985年版)では、30番の歌である(男声合唱版は326番)。なお、プロテスタント教会の歌集でも、歌詞から(特に第3節の)モルモン的要素を除去した上で、「Come, Come, Ye Saints」 を掲載している例がある〔英語版記事では、United Church of Christ の『''New Church Hymnal''』(''w:The New Century Hymnal'' のことか?)が挙げられている。ほかに、セブンスデー・アドベンチスト教会(SDA)の『''The Seventh-day Adventist Hymnal''』(1985年、Review and Herald Publishing Association刊。英語版記事)にも、Joseph F. Green による改変版歌詞で収録されている(622番)。〕。 ;原詞詞名(初行):Come, come, ye Saints ;曲名(チューンネーム):ALL IS WELL ;ミーター:10.6.10.6.8.8.8.6 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「恐れず来たれ、聖徒」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Come, Come, Ye Saints 」があります。 スポンサード リンク
|