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恩田 陸(おんだ りく、本名: 熊谷 奈苗(くまがい ななえ)、1964年10月25日 - )は、日本の女性小説家。宮城県仙台市生まれ。 == 経歴 == 宮城県出身だが、父親の仕事の関係でたびたび転居した。幼児期を長野県松本市で過ごした後、小学2年生の春休みに富山県富山市へ移り、その後は秋田県秋田市に小学5年生の終わりから1年間、宮城県仙台市に中学生の2年間、中学3年生から高校卒業までを茨城県水戸市で過ごす〔『小説以外』P.237-242 新潮社 2005年〕。茨城県立水戸第一高等学校、早稲田大学教育学部卒業。大学では、ビッグバンドのハイソサエティー・オーケストラに所属し、アルト・サックスを演奏しており〔『ブラザー・サン シスター・ムーン』所収「文庫版特別対談 恩田陸、大学の先輩と語る」河出文庫 2012年5月〕、また2年次にはワセダミステリクラブに所属していた〔『ミステリを書く!』p98 ビレッジセンター 1998年〕。 卒業後、生命保険会社のOLをするが、2年後に過重労働で入院する。復帰の後に酒見賢一の『後宮小説』を読み、その才能と、いつか遠い先に作家になれたらと思っていたが、作者の年齢が1歳上であまり違わず、ショックを受け、勤務しつつ半年後に作家活動を開始する〔『小説以外』P.71-72「読めないことがつらかった」新潮社 2005年〕。その後も忙しく、本が読めないのが主な不満で、入社後4年で退職する〔『小説以外』P.150 新潮社 2005年〕。 1991年、退職後に書き終えた『六番目の小夜子』が第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となり、翌年に刊行され、作家デビューを果たす。編集者に再就職を勧められ、不動産会社に勤務する。いきなりデビューして修業期間がなかったので、多作することで鍛えようとする。作家として安定してきた後、1997年に専業作家となる〔『小説以外』P.299・176・208 新潮社 2005年〕。 かつては飛行機恐怖症で、南米とその遺跡を舞台にした『上と外』でも資料だけで書いていた。2003年、恐怖はあるが機上を自分に強いて、イギリスとアイルランドに基礎取材を兼ねた旅行をして、『「恐怖の報酬」日記 酩酊混乱紀行』を書く。それをきっかけに各国に行き、南米も『NHKスペシャル』の仕事でマヤ・インカ文明を取材し、メキシコ、グアテマラ、ペルーを回り、『メガロマニア あるいは「覆された宝石」への旅』を書く。 2007年、江戸川乱歩賞選考委員に就任した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「恩田陸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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