翻訳と辞書
Words near each other
・ 悦び
・ 悦びに咲く花
・ 悦ぶ
・ 悦子逆転
・ 悦峯道章
・ 悦峰道章
・ 悦楽
・ 悦楽の園
・ 悦楽の学園
・ 悦楽共犯者
悦田喜和雄
・ 悦田嘉彦
・ 悦般
・ 悧
・ 悧巧
・ 您
・ 悩
・ 悩ましい
・ 悩ましげ
・ 悩ます


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

悦田喜和雄 : ミニ英和和英辞書
悦田喜和雄[えつだ きわお]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [えつ]
 【名詞】 1. self-satisfaction 2. rejoicing
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [わ]
 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace 
: [おす]
 【名詞】 1. male (animal) 

悦田喜和雄 : ウィキペディア日本語版
悦田喜和雄[えつだ きわお]
悦田 喜和雄(えつだ きわお、1896年明治29年)8月21日 - 1983年昭和58年)3月21日)は、徳島県海部郡美波町(旧由岐町)出身の小説家
小説家・武者小路実篤の「新しき村」に参加。「白樺」や「中央公論」等で活躍した。「四国文学」創刊。主な小説として『新しき日』、『綾の鼓』等がある。
喜和雄の家は古い農家で、当時から木岐がもっぱら漁業で繁栄していたことを考えればむしろ貧しいと言ってよかった。
その悦田からはやがて当時の回船問屋としてここ一帯で栄華を誇っていた浜名家に養子として入るものもいた。
ちなみに浜名家は町長も務め、その功績を称えられて東条英機直筆の書状ももらっている。
悦田喜和雄はそんな街と有力者との縁組という交錯した境遇に育ってはいたが、突然のようにして文学を志したいと言った。
唯一、そんな若者の志を「若いのだからやりたいようにやればええ」と諭して周囲を説得したのはやはり悦田から養子に入っていた者であったという。
恐らく、言ってみれば突然変異的に文学的な素養と文学的な趣味を突然に兼ね備えた者がいて、それがごく稀なる存在として田舎の漁師街に今となっては亜流の家系として出没した例かもしれず、今でもその謎は残っている。
浜名家の栄華を今も残す「木岐夢ギャラリー」の旧家を見ればその作家の存在とその出発を邪魔しなかった本家の対比には目を見張るところがあるかもしれない。

== 関連項目 ==

* 徳島県立文学書道館



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「悦田喜和雄」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.