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ギガス写本(ギガスしゃほん、Codex Gigas)は、中世期の現存する最大の写本である〔Codex Gigas - Kungl. biblioteket, Stockholm 〕。中には悪魔の大きなイラストがあり、その製作にまつわる伝説から悪魔の聖書 (Devil's Bible) とも呼ばれている。13世紀初め、ボヘミア(現在のチェコ)のベネディクト会の修道院で作られたと見られている。ヴルガータ版聖書を含み、他にも様々な歴史的文書が含まれていて、全てラテン語で書かれている。三十年戦争中の1648年、スウェーデンが戦利品として持ち帰り、今はストックホルムのスウェーデン国立図書館が収蔵しているが、通常は公開されていない〔。 == 概要 == この写本は皮革と金属製装飾で覆われた木製のフォルダで束ねられている。高さ92cm、幅50cm、厚さ22cm、重さ75kgで、中世の既知の写本としては最大である(そのため "gigas" すなわち「巨大」と呼ばれている)。元々は320枚の紙が束ねられていたが、一部は後に除去されている。頁を誰がどんな目的で除去したのかは不明だが、それらの頁にはベネディクト会の禁欲的規則が書かれていたと見られている。重さは75kg弱である。現在は適度な品質の羊皮紙310枚が束ねられており、子牛の皮を使ったものと見られている〔KB description 〕。 使徒行伝 12:25について (''from Jerusalem'') と解している。ベザ写本を始めとする大多数の写本では (''to Jerusalem'') と解している〔UBS3, p. 464. 〕。二つの前置詞"απο"および"εις"はそれぞれ「~から離れる」と「~の中へ、~へ向かって」との解釈がなされている〔岩隈直『聖書ギリシヤ語辞典』、教文館、2008年、ISBN978-4-7642-4043-2〕。現代の聖書では日本語訳だと「エルサレムから」(口語訳聖書、新改訳聖書)、「エルサレムのための(任務を果たし)」(新共同訳聖書)である。現代英語訳聖書の大半は"from Jerusalem"だがNew International Versionは"from Jerusalem"とあり、写本による解釈の違いを本文に明記している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ギガス写本」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Codex Gigas 」があります。 スポンサード リンク
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