|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 情 : [じょう] 【名詞】 1. feelings 2. emotion 3. passion ・ 情報 : [じょうほう] 【名詞】 1. (1) information 2. news 3. (2) (military) intelligence 4. (3) gossip ・ 情報処理 : [じょうほうしょり] 【名詞】 1. data processing ・ 報 : [ほう] 1. (n,n-suf) information 2. punishment 3. retribution ・ 処理 : [しょり] 1. (n,vs) processing 2. dealing with 3. treatment 4. disposition 5. disposal ・ 理 : [り] 【名詞】 1. reason ・ 監査 : [かんさ] 1. (n,vs) inspection 2. audit 3. judgement 4. judgment ・ 技 : [わざ] 【名詞】 1. art 2. technique ・ 技術 : [ぎじゅつ] 【名詞】 1. art 2. craft 3. technique 4. technology 5. skill ・ 技術者 : [ぎじゅつしゃ] 【名詞】 1. engineer 2. technical expert 3. technician 4. crafts-person ・ 術 : [すべ] 【名詞】 1. way 2. method 3. means ・ 術者 : [じゅつしゃ] (n) practitioner (in medicine, art, etc.) ・ 者 : [もの] 【名詞】 1. person
システム監査技術者試験( -かんさぎじゅつしゃしけん、''Systems Auditor Examination''、略号AU)は、情報処理技術者試験の一区分である。試験制度のスキルレベル4(スキルレベルは1~4が設定されている。)に相当し、高度情報処理技術者試験に含まれる。 == 概要 == この試験は被監査部門から独立した立場で、経営者の視点で、情報処理システムを幅広い観点から調査し、システムが経営に貢献しているかを判断するシステム監査人を対象とし、その能力を認定するものである。合格者は日本システム監査人協会に登録申請のうえ、2年以上のシステム監査の実務経験を積むことで公認システム監査人(CSA)に認定される。 情報システムの社会への普及につれて、情報システムの脆弱性や運用面の不備を原因とした大規模なシステム障害や情報セキュリティ事故が増加し、社会に与える影響が大きくなった。こうした高度情報化社会への対策として、情報システムを第3者からの視点でチェックし問題の是正を行うシステム監査の重要性が高まり、情報システムを経営インフラの基幹とする企業を中心に実施されている。経済産業省が策定するシステム監査基準〔(経済産業省)〕によると、システム監査の目的は、「組織体の情報システムにまつわるリスクに対するコントロールがリスクアセスメントに基づいて適切に整備・運用されているかを、独立かつ専門的な立場のシステム監査人が検証又は評価することによって、保証を与えあるいは助言を行い、もってITガバナンスの実現に寄与することにある」とされる。システム監査人は、独立性を保ち、公正かつ客観的に、職業倫理に従い誠実に業務を実施しなければならない。 システム監査人が行う監査内容は、情報システム自体の評価はもちろんのこと、経営への貢献度合いの評価や、業務プロセスの妥当性・法令遵守(コンプライアンス)状況の確認、開発工程におけるプロジェクトマネジメント体制のチェックなどにまで及び、情報システムに関する網羅的な知識を要する。助言を目的とした監査では、被監査部門への改善勧告を行える高度な技能を必要とし、その責任や影響は大きい。 システムを外部から経営者の視点に立って監査するという性質上、受験者は技術者と言うよりも経営者側に立つ人が多い。もちろん情報処理技術者試験の一区分として実施されていることから、システムエンジニアのキャリアをバックグラウンドに持つ受験者も多い。合格者の平均年齢は40歳を超え、高度情報処理技術者試験の中でもITストラテジスト試験やプロジェクトマネージャ試験と並んで最難関の一角とされる。また、省庁・官庁での職位任用・階級評価試験としても利用されており、公認会計士試験、税理士試験などと並び最難関の試験として評価されている。 本試験は、合格しただけでも一目置かれるが、システム監査を実施する上で求められる共通のスキルを認定する性質のものである。実際に監査法人や監査部門でシステム監査業務を担当する者は、担当分野や得意分野に応じて、関連する資格や認定を受けていることが多い。例えば、会計監査を独占業務としている公認会計士、企業のマネジメントシステムを審査する品質マネジメントシステム、情報セキュリティマネジメントシステム、個人情報保護マネジメントシステムなどの審査員資格、監査関連組織の認定などである。 沿革 *昭和61年(1986年)情報処理システム監査技術者試験新設、秋期に年一回実施、年齢制限は受験する年の4月1日時点で27歳以上。 *平成6年 (1994年)制度改正によりシステム監査技術者試験と改称、受験に際し業務経歴書(経歴の無い者は「業務経歴なし」と記した書類)の提出を要した。 *平成13年(2001年)制度改正により春期に年一回実施、午前の試験時間短縮及び出題数減少、年齢制限と業務経歴書の提出を撤廃。 *平成17年(2005年)午前の試験時間延長及び出題数増加。 *平成21年(2009年)制度改正により形式変更。なお、他の多くの区分名が変更されたが本試験については改称されなかった。 *制度改正後の初回試験の合格率は13.9%〔(情報処理技術者試験センター)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「システム監査技術者試験」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|