翻訳と辞書
Words near each other
・ 惑星系
・ 惑星系の一覧
・ 惑星組曲
・ 惑星記号
・ 惑星質量天体
・ 惑星軌道
・ 惑星軌道の永年変化
・ 惑星連邦
・ 惑星間インターネット
・ 惑星間塵
惑星間物質
・ 惑星間空間探査機
・ 惑星食
・ 惑溺
・ 惒
・ 惓
・ 惔
・ 惕
・ 惖
・ 惗


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

惑星間物質 : ミニ英和和英辞書
惑星間物質[わくせいかんぶっしつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

惑星 : [わくせい]
 【名詞】 1. planet 
: [ほし]
 【名詞】 1. star 
星間物質 : [せいかんぶっしつ]
 (n) interstellar matter
: [けん, ま]
 【名詞】 1. space 2. room 3. time 4. pause 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物質 : [ぶっしつ]
 【名詞】 1. material 2. substance 
: [しつ, たち]
 【名詞】 1. quality 2. nature (of person)

惑星間物質 : ウィキペディア日本語版
惑星間物質[わくせいかんぶっしつ]

惑星間物質(わくせいかんぶっしつ、Interplanetary medium)は、太陽系を満たしている物質であり、この中を惑星小惑星彗星等の大きな太陽系の天体はこの中を動いている。
==成分と物理的性質==
惑星間物質は、惑星間空間に存在する惑星間塵宇宙線太陽風からの熱いプラズマ等から構成される。惑星間物質の温度は10万Kに達するが、その密度は地球近辺で1cm3当たり5粒子しかない。また、太陽の距離に反比例して密度は小さくなる。
ただし密度は変化しやすく、磁場コロナ質量放出の影響を強く受け、時には1cm3当たり100粒子にもなる。
惑星間物質の多くはプラズマの状態のため、通常の気体とりもプラズマに近い性質を持つ。例えば、太陽の磁場に沿って運ばれ、導電性が高い、ヘリオスフェア電流面と呼ばれる構造を作る。また電気二重層を作り、惑星の磁場やヘリオポーズと接触している。オーロラのような現象を見せることもある。
また、惑星間物質のプラズマは、地球付近での太陽磁場が予想されていたよりも100倍以上も強くなっている原因となっている。仮に宇宙空間が真空だったとすると、10-4テスラの磁場は距離の3乗に比例して減少し、10-11テスラになる。しかし衛星による観測で、100倍以上も大きく、約10-9テスラの値が観測されている。磁気流体力学理論は、磁場中の電導性流体の運動は電流を励起し、それがまた磁場を生成するというMHD発電と似たふるまいを予測している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「惑星間物質」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.