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惟光 : ミニ英和和英辞書
惟光[これ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [これ]
 (int,n) (uk) this
: [ひかり]
 【名詞】 1. light 

惟光 ( リダイレクト:藤原惟光 ) : ウィキペディア日本語版
藤原惟光[ふじわら の これみつ]

藤原 惟光(ふじわら の これみつ)とは、源氏物語に登場する架空の人物。本項目では惟光に繋がる一族の人物についても説明する。
== 概要 ==
藤原惟光は、光源氏にとって自身の乳兄弟という関係にある腹心の家来の一人であり、数多くの源氏物語の登場人物の中で本名が明らかにされている数少ない人物の一人である。光源氏と同年齢か若干年上と見られる〔瀬戸内寂聴「源氏物語の脇役たち(7)惟光(上)」『図書』第591号、岩波書店、1998年(平成10年)7月、pp. 59-63。 および瀬戸内寂聴「源氏物語の脇役たち(8)惟光(下)」『図書』第592号、岩波書店、1998年(平成10年)8月、pp. 59-63。 のち瀬戸内寂聴「惟光」『源氏物語の脇役たち』岩波書店、2000年(平成12年)3月、pp. 58-75。 ISBN 978-4-00-022709-4 〕〔島田とよ子「光源氏と惟光」大谷女子大学志学会編『大谷女子大学紀要』第21巻第1号、大谷女子大学志学会、1986年(昭和61年)9月、pp. 1-13。 〕。光源氏と数多くの女性たちとの間のやりとりにかかわり、光源氏との密会の際に急死した夕顔を葬るなど表に出来ない面を含めて光源氏のために働いている。歌作など様々な分野でも優れた才能を示し、光源氏の多くの恋愛の成功に重要な役割を果たしている〔今井源衛『完訳日本の古典 源氏物語』14-23巻末評論、小学館、1983年(昭和58年)から1989年(平成元年)。のち「源氏物語を探る 10 従者たちの役割」として『源氏物語への招待』小学館、1992年(平成4年)3月。 ISBN 978-4-09-387085-6 小学館ライブラリ版1997年(平成9年)1月 ISBN 978-4-09-460094-0 および西丸妙子編『今井源衛著作集 5 源氏物語の鑑賞・研究 1』笠間書院、2004年(平成16年)4月、pp. 179-191。 ISBN 978-4-305-60084-4 〕〔勝亦志織・中丸貴史「後見・脇役事典」西沢正史企画・監修上原作和編集『人物で読む源氏物語 第2巻 光源氏 1 』勉誠出版、2005年(平成17年)6月、pp. 244-250。 ISBN 4-585-01142-0 〕〔藤井貞和「かの夕顔のしるべせし随身ならびに惟光の会話文の一節」『学芸国語国文学』通号第32号、東京学芸大学国語国文学会、2000年(平成12年)3月、pp. 23-31。 〕。壮年期以降には彼自身の身分が高くなり、参議にまで昇った一方自身の登場の機会は大きく減ったが、娘の藤典侍が光源氏の子夕霧の側室となって多くの子を産み、男の子供は夕霧に仕える人物として姿を見せている。惟光の物語上の位置づけについてはしばしば狭衣物語における主人公狭衣の乳母子で側近である道季と対比される〔土岐武治「狭衣「道季」と源氏「惟光」との交渉」花園大学文学部編『花園大学研究紀要』通号第10号 (山田無文、荻須純道、稲岡順雄三教授退職記念号) 、花園大学文学部、1979年(昭和54年)3月、pp. 43-65。 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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