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惟宗 直本(これむね の なおもと)は、平安時代前期の官人・明法家。氏姓は秦公のち惟宗朝臣。惟宗直宗の弟〔『日本三代実録』元慶7年12月25日条〕〔直本と直宗の関係を従兄弟とする系図もある(『惟宗系図』(東大史料編纂所蔵)。〕。官職は主計頭。 == 経歴 == 元慶元年(877年)兄の直宗と共に讃岐国香川郡から左京六条に移貫する(当時の官位は正七位上・弾正少忠)〔。元慶7年(883年)直宗を始めとして直本自身を含む同族19人が、それまでの秦公から惟宗朝臣を賜与され改姓した(この時の官位は正六位上・右衛門少志)〔『日本三代実録』元慶7年12月25日条〕。 寛平年間に検非違使兼右衛門尉に任ぜられるが、在任中に検非違使別当・藤原時平からの諮問により『検非違使私記』を撰述〔『政事要略』〕。延喜7年(907年)明法博士に任ぜられ、その後勘解由次官・主計頭を歴任した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「惟宗直本」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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