|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country ・ 一 : [いち] 1. (num) one ・ 一揆 : [いっき] 【名詞】 1. (a) riot 2. an insurrection ・ 揆 : [き] 【名詞】 1. plan 2. rule
惣国一揆(そうこくいっき)とは、中世後期の日本で畿内周辺で展開された重層構造を持つ一揆のこと。国内の階層や身分の異なる諸一揆が重層的に結合して国単位(地域単位)で確立された。 守護の支配などに抵抗して国人・土豪・地侍が惣を介在させて百姓と連帯したことで成立した一揆とする見方と国人・土豪・地侍による「惣国」組織による一揆で百姓との関連性の低い一揆とする見方が対立してきたが、今日では対外的危機において「惣国」を主体としつつも百姓とも結びついて成立した重層構造であったと考えられている。惣国を主体として検断や半済を実施し、必要によっては守護一族の中でも一揆の意向に忠実な者を自ら守護へと擁立する場合があった。 代表的な事例としては畠山氏の侵攻に対抗した山城国一揆や三好氏の侵攻に対抗した伊賀惣国一揆などが知られている。 == 参考文献 == *宮島敬一「惣国一揆」(『日本歴史大事典 2』(小学館、2000年) ISBN 978-4-09-523002-3) *下東由美「惣国一揆」(『日本中世史事典』(朝倉書店、2008年) ISBN 978-4-254-53015-5) == 関連項目 == *郡中惣 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「惣国一揆」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|