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『愛について語るときに我々の語ること』(あいについてかたるときにわれわれのかたること、原題:''What We Talk About When We Talk About Love'')は、アメリカの小説家レイモンド・カーヴァーの短編小説集。1981年4月20日、クノップフ社から刊行された。 本書によりカーヴァーは商業的な成功を収めた。発売から間もない5月上旬には15,000部の売り上げを記録。ヴィンテージ・ブックスはペーパーバック版の権利を2万ドルで獲得したという〔キャロル・スクレナカ 『レイモンド・カーヴァー 作家としての人生』中央公論新社、2013年7月、星野真理訳、549頁。〕。 担当編集者のゴードン・リッシュは本書の出版に際してオリジナル原稿を大幅に削除した。オリジナル原稿はのちになってすべて『Beginners』(ジョナサン・ケープ、2009年)に収録された〔『Beginners』(邦題『ビギナーズ』)の編纂者、ウィリアム・L・スタルとモーリーン・P・キャロルは同書収録の「『ビギナーズ』のためのノート」で改変の概要・過程を書き記している。〕。『Beginners』はその翌年2010年3月、『ビギナーズ』というタイトルで日本でも出版された。 == 内容 == 3. 「ミスター・コーヒーとミスター修理屋」の元々の題名は「みんなは何処に行ったのか?」(''Where is Everyone?'')。ゴードン・リッシュは本書の収録に際してオリジナル原稿の「78パーセント」を削除した。オリジナルの「みんなは何処に行ったのか?」は1983年4月刊行の『ファイアズ (炎)』(キャプラ・プレス)に収録された。 6. 「菓子袋」は元々の題名を「浮気」(''The Fling'')といい、2冊目の短編集『怒りの季節』(キャプラ・プレス、1977年11月)に収録されていた。リッシュはこれを「61パーセント」削除して本書に載せた。 7. 「風呂」の元々の題名は「ささやかだけれど、役にたつこと」(''A Small, Good Thing'')。リッシュは本書の収録に際してオリジナル原稿の「78パーセント」を削除した。「ささやかだけれど、役にたつこと」は1983年9月刊行の『大聖堂』(クノップフ社)に収録された。 10. 「足もとに流れる深い川」は『怒りの季節』に収録されていたが、リッシュはこれを「70パーセント」削除して本書に載せた。削除前のロング・バージョンは『ファイアズ (炎)』に収録された。 11. 「私の父が死んだ三番めの原因」は元々の題名を「ダミー」(''Dummy'')といい、『怒りの季節』に収録されていた。リッシュはこれを「40パーセント」削除して本書に載せた。 14. 「ある日常的力学」は元々の題名を「私のもの」(''Mine'')といい、『怒りの季節』に収録されていた。またほぼ同じ版が「小さなものごと」(''Little Things'')という題名で『フィクション』1978年号に掲載されている。リッシュはほとんど削除せず本書に載せている。 15. 「何もかもが彼にくっついていた」は元々の題名を「隔たり」(''Distance'')といい、『怒りの季節』に収録されていた。リッシュはこれを「45パーセント」削除して本書に載せた。オリジナルの「隔たり」は『ファイアズ (炎)』に収録された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「愛について語るときに我々の語ること」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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