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『愛のさかあがり』(あいのさかあがり)は とり・みきによる日本の漫画作品である。 == 概要 == 『平凡パンチ』(マガジンハウス発行)に1985年7月29日号から1986年11月24号まで連載された。なお1980年から1981年にかけて連載されたというのは誤り〔夏目房之介の解説「愛はいかにしてさかあがったか?」でこのミスが起きている。後に『マンガの力』(晶文社、1999年、ISBN 4-7949-6403-X)に再録された際には、その旨が注記されている。〕。 ミキヲちゃんこととり・みきが「愛」を探し求めるためあちこちへ行ったり、さまざまなものと出会ってゆく様を漫画で描く。 それまで週刊漫画誌でギャグ漫画を描いてきた作者が、「生の素材―存在や体験そのものが面白い場合」もあると思い、それを探しに外に出て行きたいという欲求から生まれた作品である〔とり・みき「あとがき」『愛のさかあがり無用の巻』198 – 199頁。〕〔とり・みき「文庫版あとがき」『愛のさかあがり下』271 - 276頁〕。 エッセイから取材・インタビュー、友人の話や読者からのお便りの漫画化などいろいろな要素を含んだ作品となり、作者は後に「作者本人が動き回るエッセイ・コミック」の先駆的作品であったという微小の自負を示している〔。また作者がペン入れに油性マーカ―を使用した初めての作品である〔。 基本1話につき9ページだが、原田知世のインタビュー回や雑誌の企画によるフィリピン旅行の回では増ページとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「愛のさかあがり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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