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「愛媛の歌」(えひめのうた)は日本の都道府県の一つ、愛媛県が1973年(昭和48年)に制定した2代目の県民歌である。作詞・岩本義孝、作曲・中田喜直。 == 解説 == 愛媛県の初代県民歌は1952年(昭和27年)に制定された「愛媛県民の歌」(作詞・洲之内徹、作曲・近衛秀麿)であったが、民選第7代知事の白石春樹は1973年の県成立100周年記念事業として県章と県民歌の一新を提唱し、県章のデザインと歌詞の公募を実施した〔中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌 』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0 、362ページ。〕。 歌詞の公募は県民と県出身者を対象に実施され、269編から中学校教諭の岩本義孝が応募した作品が選ばれた。作曲は依頼により中田喜直が手掛け、1973年2月20日に開催された「愛媛県政発足記念日」記念式典において新県章と同時に制定されたのが本曲である〔「えひめの記憶」-[愛媛県史]「2 新しい行政 県章・愛媛の歌制定 」(愛媛県生涯学習センター)〕。倍賞千恵子とボニージャックスが歌うソノシートがキングレコードにより製造されている(非売品)。 白石の引退後、後継者となった民選第11-13代知事の伊賀貞雪は知事就任後に白石と対立するようになり、1989年(平成元年)には白石が制定した県章を廃止して新たな県章を制定した。しかし、県章と同じ公告(昭和48年2月20日公告「愛媛県章及び愛媛の歌の制定」)により制定された県民歌に関しては廃止をまぬがれて現在も存続している。2010年(平成22年)には、声優・歌手で新居浜市出身の水樹奈々が関東愛媛県人会100周年記念で開催された「秋の大園遊会」でゲストに招かれ本曲を歌唱した〔愛媛新聞、2010年9月6日付。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「愛媛の歌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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