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感音性難聴 : ミニ英和和英辞書
感音性難聴[かんおんせいなんちょう]
sensorineural deafness
===========================
: [かん]
 【名詞】 1. feeling 2. sensation 3. emotion 4. admiration 5. impression
: [おと, ね]
  1. (n,n-suf) sound 2. note 
: [なん]
  1. (n,n-suf) difficulty 2. hardships 3. defect 
難聴 : [なんちょう]
 【名詞】 1. deafness 
感音性難聴 ( リダイレクト:難聴 ) : ウィキペディア日本語版
難聴[なんちょう]

難聴(なんちょう、)とは、聴覚が低下した状態のこと。耳科学的には、聴覚の諸機能の感度や精度が若年健聴者、即ち、耳科学的に正常な18歳から30歳までの多数の評定者の聴覚閾(域)値の最頻値 (''0dB HL'') よりも劣っている事とされる。そのレベルは30dB HLとされている。
この測定は、外からの騒音を遮断できる室、聴力検査の場合30ホン以下の騒音レベルである防音室で測定する。この際に用いられる指標は、音響学とは違っている。医学的には聴力レベル()であり、自由音場で測定される音響学での音圧レベル()最小可聴値とは異なる。また難聴は、ときに耳疾患(例えば急性中耳炎)に起因する症状の一つである場合がある。
== ''0dB HL''(標準聴力閾値) ==
難聴の程度を決めるにはオージオメータ(、聴力計)によって純音聴力検査をしなければならない。
オージオメータとは、被検者に、電気的に発生した検査音を減衰器を通して与え、被検者自身の認知、応答によって、聴覚機能を検査する装置であり、JIS T 1201(オージオメータ)に規定されている。検査音を与える方法も指定された気導受話器(イヤホン)で被検耳の外耳に適切に圧着されなければならない。最初に 0dB を決めたのは、1951年に米国で徴兵検査の折に18歳の若者で行なわれた。この値がしばらくの間 0dBとして採用されていたが、その後英国でも検討されたが10dBほど小さい値になり混乱していたので、0dB の再検討が世界的に行なわれるようになった。日本オージオロジー学会でも 0dB 委員会が作られ検討された。最終的に ISO 規格に世界が合わせる事になった。当時は暫定的にそれぞれの周波数で10dBを加える事で対応した。 JIS T 1201-1982 には財団法人機械電子検査協会が保有しているイヤホンISO NBS 9-Aカプラ (6cc) で規定されている基準最小可聴値をもたらすカプラ内音圧レベルが4種類の国産受話器に対して示されている。ここで注意する点は何れも工業規格であり、オージオメータの製造、販売の規格である。従って、一人一人違ったヒトの外耳に気導受話器を使用して聴力検査をすると言う現実とは無関係である。例えば、圧着の程度が少ないと僅かな隙間から低音域の低下が発生するし、防音室の程度により閾値に 10 - 15dB の測定誤差を生ずる。これは全ての聴覚検査で生ずる現実である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「難聴」の詳細全文を読む




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