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慕容復[ぼよう ふく]
慕容復(ぼよう ふく)は、金庸の武俠小説『天龍八部』の登場する架空の人物。武術の達人で、主人公である段誉らの敵役として活躍する。 == 性格 == 眉目秀麗で瀟洒な若者であり、周囲の人望を集めているが、その実、陰険で冷酷な性格である。この点は、慕容復と並んで「二大俠客」と称される蕭峯のような豪放磊落さとは異なる。復讐心が非常に強く、段誉らが忘れてしまうほど過去の恨みを、かなりの長期に渡って引きずる傾向もあった。また、野心のためなら女性も捨ててしまう性格は、段誉とは全くの正反対であり、愛情のためには王位をも捨ててかまわないかのような段誉に不信を感じてもいた。 また、相当な野心家で燕国の復興のためなら手段を選ばない。思想的に権力や社会的地位にこだわらない段誉や蕭峯らとは好対照をなしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「慕容復」の詳細全文を読む
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