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慕容雲 ( リダイレクト:高雲 ) : ウィキペディア日本語版 | 高雲[こう うん]
高 雲(こう うん)は、五胡十六国時代の北燕の初代天王。高句麗の王族の出身。祖父は高和といい、子に高彭城がいる〔三崎『五胡十六国、中国史上の民族大移動』、P111〕。 == 生涯 == 鮮卑の後燕に仕えて武功を立てて恵愍帝の養子となり、慕容の姓を賜って夕陽公に封ぜられ、慕容雲(ぼよう うん)と名乗った。 建始元年(407年)7月に後燕で昭文帝を殺害した中衛将軍の馮跋によって擁立され、このときに後燕は滅んで以降は北燕となったとする〔三崎『五胡十六国、中国史上の民族大移動』、P109〕。ただし慕容雲は後燕の皇族の一人であり、実質的な建国者は馮跋であるため、高雲までを後燕に入れる場合もある〔。即位後は姓を高氏(高句麗の国姓)に戻した〔。恵懿帝は馮跋の傀儡に過ぎず、また恵懿帝の即位で高句麗との関係は好転したが、逆に北魏とは悪化した〔三崎『五胡十六国、中国史上の民族大移動』、P110〕。 正始3年(409年)10月、寵愛していた近臣の離班と桃仁に殺害された。馮跋がこの反乱を鎮定して北燕の天王の位を継いだ〔。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gao Yun (emperor) 」があります。
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