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慶長伏見地震(けいちょうふしみじしん)は、1596年9月5日(文禄5年閏7月13日)子の刻に現在の京都・伏見付近で発生した大地震である。慶長伏見大地震とも呼称される。京都では伏見城天守や東寺、天龍寺等が倒壊し、死者は1,000人を超える。 == 概要 == 現在の京都・伏見付近の有馬-高槻断層帯、及び六甲・淡路島断層帯を震源断層として発生したマグニチュード(M) ±程度と推定される内陸地殻内地震(直下型地震)である〔松田時彦、「要注意断層」の再検討 活断層研究 Vol.1996 (1996) No.14 p.1-8〕。地震による死者数の合計は京都や堺で1,000人以上を数えたと伝えられており、完成したばかりの伏見城天守もこの地震により倒壊し、城内だけで600人が圧死したと言われている。 京都では東寺・天龍寺・二尊院・大覚寺等が倒壊し、被害は京阪神・淡路島の広い地域に及び、大坂・堺・兵庫(現在の神戸)では家々が倒壊した。又、現在の香川県高松市でも強震を伴ったとされている〔讃岐一宮盛衰記〕。 木津川河床遺跡・内里八丁遺跡(八幡市)等では顕著な液状化跡が見つかり、玉津田中遺跡(神戸市)や田能高田遺跡(尼崎市)等で、液状化現象が発生した痕跡がある〔地震の日本史 第6回/秀吉と地震 寒川旭(さんがわあきら) 〕。又、今城塚古墳(高槻市)と西求女塚古墳(神戸市灘区)における墳丘の地すべりは、この地震による地震動によるものであると推測されている〔釜井俊孝、寒川旭、守隨治雄 - 1596年慶長伏見地震による古墳の地すべり 応用地質 Vol.48 (2007-2008) No.6 P285-298〕。また、現在の徳島県鳴門市の撫養地区で生じた隆起は、塩田開発の契機となったと考えられている〔小野映介、矢田俊文、海津颯、河角龍典 徳島県撫養地区における塩田開発と1596年慶長伏見地震の関連性 日本地理学会 2015年度日本地理学会春季学術大会 セッションID:328 発表要旨〕。 この地震による著名な死者としては加賀爪政尚、横浜一庵がいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「慶長伏見地震」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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