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憲政の常道(けんせいのじょうどう)とは、大日本帝国憲法下で一時期運用されていた、政党政治における政界の慣例のこと。 「天皇による内閣総理大臣や各国務大臣の任命(大命降下)において、衆議院での第一党となった政党の党首を内閣総理大臣とし組閣がなされるべきこと。また、その内閣が失政によって倒れたときは、組閣の命令は野党第一党の党首に下されるべきこと」とするもの。 ただし、あくまで慣例であり、法的拘束力はなかった。 == 経緯 == 藩閥政治への反発が強まり、大正デモクラシーが起こると、民本主義思想とイギリスの議院内閣制にならい、「民意は衆議院議員総選挙を通して反映されるのであるから、衆議院の第一党が与党となって内閣を組閣すべきである。また、内閣が失敗して総辞職におよんだ場合、そのまま与党から代わりの内閣が登場すれば、それは民意を受けた内閣ではない。それならば、直近の選挙時に立ち返り、次席与党たる第一野党が政権を担当すべきである」という原理にもとづいて、元老による内閣首班の推薦がおこなわれるようになった。これが憲政の常道である〔升味(1979: 10-11)〕。 内閣の失政による内閣総辞職が条件のため、首相の体調不良や死亡による総辞職の場合、与党の後継党首に組閣の大命が下される〔升味(1979: 11)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「憲政の常道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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