翻訳と辞書
Words near each other
・ 憲法訴訟
・ 憲法評議会
・ 憲法調査会
・ 憲法調査会法
・ 憲法論議
・ 憲法週間
・ 憲法違反
・ 憲法適合性
・ 憲法附属法
・ 憲法院
憲法音頭
・ 憲深
・ 憲祖
・ 憲章
・ 憲章77
・ 憲章都市
・ 憲節皇后
・ 憲聖慈烈皇后
・ 憲聖皇后
・ 憲蔵 (小惑星)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

憲法音頭 : ミニ英和和英辞書
憲法音頭[けんぽう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

憲法 : [けんぽう]
 【名詞】 1. constitution 
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
: [おと, ね]
  1. (n,n-suf) sound 2. note 
音頭 : [おんどう, おんど]
 【名詞】 1. workmen's songs 2. marching songs 
: [あたま, とう]
 【名詞】 1. counter for large animals 

憲法音頭 : ウィキペディア日本語版
憲法音頭[けんぽう]

憲法音頭」(けんぽうおんど)、別名「チョンホイ音頭」は、1947年昭和22年)の日本国憲法施行を記念して憲法普及会が選定した音頭である。作詞・サトウハチロー、作曲・中山晋平
== 解説 ==
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)の指導により、1946年(昭和21年)11月3日に公布された日本国憲法の理念普及活動の一環として憲法普及会が国民歌われらの日本」と併せて選定した楽曲である。作詞は終戦後最初のヒット曲とされる「リンゴの唄」のサトウハチロー、作曲はビクターレコード(現在のJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)専属の中山晋平に依頼され、1947年(昭和22年)5月3日日比谷公会堂で開催された「憲法施行講演会」の席上で初演奏と振付の発表が行われた。この際の歌唱者は日暮千代子、振付は栗島すみ子であったが、後日作成されたSPレコードでは市丸波岡惣一郎の歌唱が吹き込まれている。また、このレコードはビクター専属の中山晋平が作曲しており演奏も日本ビクターオーケストラであるが、盤の製造(プレス)は日本蓄音機商会(現在の日本コロムビア)が行っている。
歌詞は全4番で構成されており「平和」「自由」などのフレーズが散りばめられてはいるが、ストレートに憲法や平和主義国民主権を押し出すことはせずに平和の到来を謳歌し、国土の美しさを讃えるものとなっている。また、合いの手として「チョンホイナ」が連呼されることからジャケットでは「憲法」に「チョンホイ」のルビが振られており「チョンホイ音頭」の別名が与えられている。
日比谷公会堂での発表が行われた翌4日には小石川後楽園で「憲法音頭大会」が開催され、1万5000人が参加したとの記録がある〔。1947年12月に憲法普及会が活動を終了するに当たってまとめられた『事業概要報告書』では全国で100万人がこの憲法音頭に合わせて踊ったと記述されているが、作曲者の中山は「あまり歌われることもなく、人々の記憶にも残ることなく消えていった」としている〔和田(2006), p13〕。作成されたSPレコードは国立公文書館国立国会図書館憲政記念館のいずれも現物を所蔵しておらず「幻の楽曲」と言われていたが1993年平成5年)、TBSテレビ筑紫哲也NEWS23』で4月29日30日5月3日に放送された特集「憲法音頭を探せ」の取材過程で長野県中野市中山晋平記念館倉庫内から46年ぶりにレコードが発見された〔和田登『「憲法音頭」の誕生と消滅 』(法学館憲法研究所)〕。現在は昭和館で原曲の試聴が可能である。
レコードの発見後、中野市九条の会護憲のアピールと地元出身の中山晋平を顕彰する二つの目的で憲法音頭の復活演奏を行っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「憲法音頭」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.