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懺悔の刃 : ミニ英和和英辞書
懺悔の刃[ざんげのやいば]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

懺悔 : [ざんげ, さんげ]
  1. (n,vs) (gen) (Buddh) repentance 2. confession 3. penitence
: [は, やいば]
 【名詞】 1. blade 2. sword

懺悔の刃 : ウィキペディア日本語版
懺悔の刃[ざんげのやいば]

懺悔の刃』(ざんげのやいば)は、1927年(昭和2年)10月14日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。小津安二郎監督のデビュー作で、彼の唯一の時代劇作品。モノクロスタンダードサイレント、70分。
大久保忠素の監督助手を務めた小津が、1927年(昭和2年)8月に監督任命の辞令を受け、蒲田時代劇部で作ったのが本作である。小津は撮影中に予備召集がかかったため、ファーストシーンは斎藤寅次郎が撮影した〔厚田、蓮實1989、p.47〕。同年11月5日に蒲田時代劇部が廃止され〔『日本映画事業総覧 昭和3・4年版』、国際映画通信社、1929年、p.35〕、第2作以降は終生、現代劇の映画作家として全うすることとなる。現在、脚本・ネガ原版・上映用プリントのいずれも散逸しており〔井上2003、トビラ〕、観賞することの不可能な作品となっている。
== あらすじ==
木更津の佐吉(吾妻三郎)は泥棒である。弟の石松(小川国松)の家を訪れるが、牢屋から出たばかりの弟は、佐吉には更生してもらいたいと願っている。佐吉の相棒は、佐吉を犯罪人生から切り離すために、かんざし泥棒のぬれぎぬを弟に着せたのだった。弟は最終的には釈放されるが、奉公先を解雇され、泥棒の生き方に戻ってしまう。佐吉は最後の大立ち回りの末に、山城屋庄左衛門(野寺正一)に殺される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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