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『電脳戦士 土管くん』(でんのうせんし どかんくん)とは、蛙男商会がAdobe Flashで制作したアニメである。 『古墳GALのコフィー』のキャラクタ-「ピーター・カーネギー」が主人公になった作品。テレビ東京系のファイテンション☆デパート内で放送されたアニメで、続編『進め!!土管くん』がファイテンション☆スクール内で2007年7月7日より放送、『進め!!土管くん』の続編『たたかえ!!土管くん』がファイテンション☆テレビ内で2008年4月5日より9月27日まで放送された。『たたかえ!!土管くん』終了後は『蔵出し土管くん』として、10月4日から半年までFROGMAN自身が厳選してファイテンション☆テレビ内で再放送されていた。 『電脳戦士 土管くん』のみの単独番組は、BSフジで毎週日曜26時20分~30分に放送〔BSフジ:2010年10月10日深夜より。7月11日~10月3日の24時55分~25時枠では『進め!!土管くん』を放送。〕。 その後、NHK『デジスタ・ティーンズ』内で土管くんの新作シリーズ『とびだせ!土管くん』が2011年10月26日から2012年3月14日まで放送された。そのため、土管くんシリーズの放送局はテレビ東京・フジテレビ・NHKの3局系列となった。 == 登場人物 == === レギュラー === ;土管くん :操縦する人によって操られている土管。しかし、操縦する人がいなくても頭部のレバーを土管くんが自ら操作する自動操縦モードで動くことができる。 :ピーターの弟になって欲しいというパパのお願いを聞いたため、カーネギー家の「次男」になった。ピーターを「ゲンタ兄ちゃん」と呼ぶ。 :背面を開けるとタワー型パソコンのようなものがあり、CD-ROM型のアプリケーションをインストールして機能を追加したり、腹部にある液晶テレビにDVDビデオを表示することが可能で、Dokandows XP(Microsoft Windows XPのパロディ)を標準装備。『進め!土管くん』では、Dokandows Vista(やはりMicrosoft Windows Vistaのパロディ)にアップグレードされている。『とびだせ!土管くん』ではボディーが黄色くなり、Dokandowsの部分は、デジスタティーンズ内でのFROGMAN発言曰く「スマートフォンのような物」になった。 ;ピーター・カーネギー :主人公。『古墳GALのコフィー』からの使いまわしキャラクター。私立熊手川学園の小学4年生。『とびだせ!土管くん』では服装がカジュアルになった。 :パパが自分のことを「ゲンタ」と呼ぶのを「ゲンタじゃないよピーターだよ」と言うなど、ボケまくる周りの人々にツッコミ続ける良識派とも言える少年。何かと起こる災難や破天荒な人々(主にパパ、土管くん)に振り回されることが多い苦労人。 :初期の頃は『秘密結社鷹の爪』の吉田君の声に近かったが、次第に外国人訛りの口調で声のトーンも高くなっていき、語尾に「~かよ!」というツッコミが多くなる。また、後半になるにつれてもはやツッコむのにも疲れてきたのか、ツッコミを通り越して暴言を吐くこともあった。同級生のスージーに思いを寄せているが、その気持ちは土管くんのひみつ花火によりずいぶんと派手な告白をさせられてしまった。 :いつも不機嫌そうな表情だが『電脳戦士 土管くん』第11話で初めて笑顔を見せ、『進め!土管くん』第7話では大爆笑した。 ;ピーターのパパ(カーネギー家のパパ) :ピーターの事を常に「ゲンタ」と呼ぶ、ピーターのパパ。ピーターと同じく『古墳GALのコフィー』からの使いまわしキャラクター。常に右手を挙げている。 :会社員だったが、社長の奥さんを水餃子に似ていると言ったため会社をクビになった。しかしピーターに社長の奥さんの写真を見せたところ本当に顔が水餃子に似ていた。「蛙男商会の本」によると現在は「パイロット」をしているらしい。ピーターに時々「バカプリャハー!」と飛び込んでくる。 :かなりの天然ボケで、事あるごとにピーターにキャッチボールをしようと声をかけているが、ピーターはそれを嫌がっている。「しらばっくれる」がどうしても上手く言えない。 ;操縦する人 :土管くんの操縦をする人。首がぐだんぐだんで土管くんの動きに合わせてガクガクと動く。脇役だが、いつもひどい目にあう事が多い。 :いつもボロボロにされても絶対に動じない、ある意味無敵の体と心の持ち主。普段は無口だが『電脳戦士 土管くん』第11話で土管くんに応援の言葉を言った(見た目に似合わず声は渋い)。 :『とびだせ!土管くん』では服の色が緑色に変わり、エンディングの最後に「またね!」の台詞を言うようになった(やはり声は渋い)。 :TOHOシネマズの鷹の爪のマナームービー第一弾で後ろの席に座る吉田に、自分の席を蹴飛ばされて首がぐだんぐだんする人として出演した。 ;ピーターのママ(カーネギー家のママ)(声 - 小室亜沙) :地獄を絡めたひどい事を言うのが大好きなセクシーママ。 :後にほとんど登場しなくなり『進め!!土管くん』第8話ではなんと実家に帰ってしまった事が明らかになったが『たたかえ!!土管くん ロボリンピック編』では解説者として登場した。 ;スージー(声 - 小室亜沙) :ピーターのクラスメイトでリボンを付けた女の子。将来の夢は占い師(実はドス黒い)になることで、クラスでは土管くんとピーターの良き理解者。 :『進め!!土管くん』第6話で土管くんのひみつ花火により、ピーターの気持ちを知り赤面するも、彼女はお金持ちが好きでピーターよりもヒルズの方が好きという事が判明した。 :以前はタッチが少し雑な感じだったが『とびだせ!土管くん』ではしっかりとしたタッチに変わった。 ;ヒルズ :ピーターのクラスメイト。大金持ちで、いつもピーターを邪魔する。 :『電脳戦士 土管くん』第11話では、第2話で木から落ちそうになった彼とビーストを助けてくれた操縦する人に(実際には土管くんが操縦する人を木のてっぺんから投げて地面に落ちた操縦する人をマット代わりにした)借りを返そうと建物の破片の下敷きになっていた操縦する人をビーストと共に助けてあげた。 ;ビースト :ピーターのクラスメイト。文字通りビーストな風貌で身長180cm、体重100kgを超えるヒルズの用心棒的存在。 :しかし見た目ほど凶暴でもなく、むしろクラスではあまり目立たない存在でもあるが『電脳戦士 土管くん』第8話ではメインキャラとなった。 :得意技はパロ・スペシャル。習字が苦手。 ;熊手川校長 :アバンギャルドな校長。草履にローラースケートがくっ付いた様な靴を履いており、自分の都合が悪くなると相手を吹き矢で仕留める(特にパスカル先生)。 :生徒に何かを言い聞かせる際には明らかに間違ったウンチクを聞かせる上に、自分の言った言葉を変な方向に妄想して「汚らわしい」と赤面したりする。 :教育論を熱い情熱を以て語るが、いざとなれば自分の責任を他人に平気でなすりつけたり、サラ金から大量の借金をし子供に変装してごまかすなど、おおよそ教育者としてはふさわしくない面を持つ。 :『たたかえ!!土管くん ロボリンピック編』では自らを「ベアクローリバー」と名乗り、ロボリンピックの裏話を語った。 :ちなみに『秘密結社鷹の爪』第7話で吉田君がイメージした校長先生は「頭がはげてておなかが出てて、こっそり女性用の下着を穿いている」と話していたが見事に校長が該当してしまった。 ;パスカル先生 :ピーター達のクラスの担任教師。『部長ハシビロ耕作』の課長と同じく、着彩が雑ではみ出していたり塗り残しが多い。目を閉じた様な外見をしているが、驚いたときなどは叫び声と共に開眼する。 :地理に詳しく「スタイリッシュで知的な教師」と自称しているが、熊手川校長の吹き矢のターゲットにされたり(一度だけちりとりで熊手川校長に跳ね返したが、その後ビーストにパロスペシャルをかけられた)、ピーターのパパの藁人形で呪いを掛けられたり、ビーストにパロ・スペシャルをかけられたり、熱暴走した土管くん(この時の土管くんは「ゼラチン人間にされるやつゃ~!」と意味不明な事を言っていた)に襲われるなどといった悲惨な目にあう事が多い。 :毎回、生徒達に壮大な罵り言葉をかけてくる。たとえ話がわかりづらい。また、生徒にジョークやダジャレなどを突っ込まれると早口になってムキになる。 :週に一回食べるシュークリームが楽しみのようだが「鮭とイクラをふんだんに使った北海道親子シュークリーム」などと不味そうなものを食べていた(ちなみにこのシュークリームは熱暴走した土管くんに潰された)。 :『進め!!土管くん』第13話では、前から交際していた「みつえ」という女性とめでたく結婚した。 :『古墳GALのコフィー』では、劇場版に必ず彼がスター・システムで別人として登場している。 :なお、パスカル先生の声は初期はかん高い声が特徴だったが後半からは『京浜家族』のト津川聡とほぼ同じ声になっていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電脳戦士 土管くん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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