翻訳と辞書
Words near each other
・ 戦闘ヘリ
・ 戦闘ヘリコプター
・ 戦闘メカ ザブングル
・ 戦闘メカ ザブングルの登場人物
・ 戦闘メカザブングル
・ 戦闘ロボット
・ 戦闘一覧
・ 戦闘中
・ 戦闘前哨
・ 戦闘力
戦闘効率
・ 戦闘員
・ 戦闘団
・ 戦闘団長
・ 戦闘国家
・ 戦闘城塞マスラヲ
・ 戦闘報告
・ 戦闘妖精・雪風
・ 戦闘妖精少女 たすけて! メイヴちゃん
・ 戦闘妖精雪風


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

戦闘効率 : ミニ英和和英辞書
戦闘効率[せんとうこうりつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦闘 : [せんとう]
  1. (n,vs) battle 2. fight 3. combat 
: [こう]
 【名詞】 1. efficacy 2. benefit 3. efficiency 4. effect 5. result 6. success
効率 : [こうりつ]
 【名詞】 1. efficiency 2. efficacy 3. performance 4. utility factor 

戦闘効率 : ウィキペディア日本語版
戦闘効率[せんとうこうりつ]
戦闘効率(Combat effectiveness)とは部隊が戦闘を遂行する効率である。
==概要==
軍事的な研究の上で、戦闘効率を問題として提起したのは18世紀のナポレオンとクラウゼヴィッツである。
ナポレオンは士気の要素が物質的な要素に対して戦闘の効率を3倍に引き上げることを主張した。この主張は部隊の兵員数だけではなく、その部隊の性質が重要な役割を果たしていることを示唆している。クラウゼヴィッツは戦闘の結果を決定する三つの決定的な要因として、部隊の人員数、戦闘の効率、そして部隊の戦闘の資質を挙げている。ナポレオンもクラウゼヴィッツも戦闘効率を計算するための定式化を試みているが、攻撃に対する防御の優位性、気候や地形などの自然環境などを考慮に入れると戦闘効率に関与する要因はさらに増大する。
そこで20世紀に入ってから、デュパイは1973年の中東戦争の研究から、戦闘効率の問題について考察している。この戦争ではゴラン戦線においてイスラエル軍の6万名の戦力とアラブ連合軍の15万名の戦力が対峙している。部隊の人員数に相当の差があるが、この二つの戦力は実質的には同程度の戦力であることが考えられる。この場合、イスラエル軍はアラブ連合軍に対して2.5倍の戦闘効率であることが分かる。
このように戦闘効率の差について、デュパイは相対的な戦闘効率値を(Combat Effectiveness Value, CEV)として求めており、数学的モデルとして定式化している。その結果、軍事技術、軍事的プロフェッショナリズム、そして戦闘効率の諸要素の三点が戦闘効率には関連しており、特に最後の戦闘効率の構成要素にはリーダーシップ訓練、士気、団結、兵站効率、時間と空間、機動、指揮通信、情報、主導権、戦機が列挙できると考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「戦闘効率」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.