翻訳と辞書
Words near each other
・ 戦闘的
・ 戦闘的共産主義者細胞
・ 戦闘的技術団
・ 戦闘破壊学園ダンゲロス
・ 戦闘神経症
・ 戦闘空中哨戒
・ 戦闘空母
・ 戦闘竜
・ 戦闘竜広光
・ 戦闘竜扁利
戦闘糧食
・ 戦闘糧食 II型
・ 戦闘糧食 I型
・ 戦闘美少女
・ 戦闘群 (EU)
・ 戦闘群 (欧州連合)
・ 戦闘航空団司令
・ 戦闘艦
・ 戦闘行動
・ 戦闘行為


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

戦闘糧食 : ミニ英和和英辞書
戦闘糧食[せんとう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦闘 : [せんとう]
  1. (n,vs) battle 2. fight 3. combat 
: [かて]
 【名詞】 1. food 2. provisions
糧食 : [りょうしょく]
 【名詞】 1. provisions 
: [しょく]
 【名詞】 1. meal 2. (one's) diet 3. food 4. foodstuff(s) 

戦闘糧食 ( リダイレクト:レーション ) : ウィキペディア日本語版
レーション[しょく]

レーション()とは、本来は食料などの配給品(特に期間を区切って支給されるもの)であるが、一般的には軍隊において軍事行動中に各兵員に配給される食糧(コンバット・レーション)を指すことが多い。本項ではこのコンバットレーションについて記述する。
日本では野戦食(やせんしょく)や戦闘食(せんとうしょく)、戦闘糧食(せんとうりょうしょく)、野戦糧食(やせんりょうしょく)、戦用糧食(せんようりょうしょく)、携帯口糧(けいたいこうりょう)などと呼ばれる。また、正式な用語ではないが、払い下げなどで一般に出回ったコンバットレーションを、近年ではミリメシ(飯の略)と通称することもある。
== 概要 ==
これらの食料の多くは劣悪な環境における輸送にも堪え得る保存性と、摂取カロリー量の確保を至上目的としたものである。古くから軍隊では、軍事行動中の食料供給の量的な問題に頭を悩ませており、また、劣悪な環境により伝染病が発生しやすいこともあり、最も基本的な食料を衛生的かつ大量に輸送するため、保存性に優れ、また、余計な手間の要らないものが求められてきた。その一方で、平時よりもはるかにストレスの溜まりやすい戦場では、食事は栄養補給のみならず重要な娯楽でもあり士気にも関わるため、味の改良も進められている。
今日のコンバットレーションと呼ばれる食品は、屋外の食器も家具もない環境で食べやすいよう配慮がなされている。缶詰レトルト食品、ビニール袋に真空密封包装されたクラッカーパンなどが一つのパッケージに収められたものが主流。スプーンなどの簡単な食器が付く。兵員の興味を惹き、ストレスを和らげ、士気向上や気力の維持に効果のあるとされるチョコレートガムなどの菓子類が付属することもある。食品を温めるためのヒーターと呼ばれる固形燃料コンロ生石灰と水の反応熱を利用したものが付属されており、温かい食事を摂れるように配慮されたものもある。
なお、これらは今日の軍隊が災害救援に動員されることも多いため、軍組織が一般人保護活動の一環として、被災した民間の人々にも配布することがある。日本赤十字社では、お見舞い品セットという段ボール箱入りの保存食(内容は缶詰、缶入りドロップなど)を緊急時に被災者へ配布することもあるが、この内容も(市販のカラフルなパッケージのものであることを除けば)レーションの発想に近い。なお、赤十字のお見舞い品セットは1998年まで生気付けのウイスキーのポケット瓶が同梱されていたが、NPO法人「アルコール薬物全国市民協会」(→アルコールハラスメント参照)の抗議により外された〔ASK活動記録 〕。これは後述するように、一律に配布される性質のため、それを受け取る側の一部に、その内容物が適さない者も含まれることへの配慮を必要とする部分も絡む。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レーション」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Field ration 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.