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lichen planus =========================== ・ 平 : [たいら, ひら] 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm ・ 苔 : [こけ] (n) moss
扁平苔癬(へんぺいたいせん、lichen planus)とは、皮膚や口腔粘膜に生じる疾患の一つ。角化亢進(錯角化、正角化)が見られ、棘細胞層の肥厚を伴う炎症性の角化病変である。苔癬とは一定範囲内での丘疹の集簇を意味する。湿疹に苔癬化という言葉があるが苔癬となるという意味ではなく、慢性炎症の結果、表皮が肥厚することであり、苔癬化は苔癬とは全く関係がない。 == 皮疹 == 皮膚では栗粒大の扁平なスミレ色の丘疹が多発する。口腔粘膜ではレース状や網目状の白斑として現れ,定型的なものは両側頬粘膜にみられる。慢性に経過し、症状の軽快と増悪を繰り返す。口腔粘膜に出来るものは希に癌化することがあり〔癌化した舌扁平苔癬の1例 日本口腔外科学会雑誌 Vol.38 (1992) No.12 P1867-1868〕、白板症との鑑別が必要である。一方、皮膚病変は癌化しない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「扁平苔癬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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