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扇面法華経冊子 : ミニ英和和英辞書
扇面法華経冊子[せんめんほけきょうさっし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おうぎ]
 【名詞】 1. folding fan 
: [めん]
  1. (n,n-suf) face 2. mug 3. surface 4. facial features 5. mask 6. face guard 7. side or facet 8. corner 9. page 
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
法華経 : [ほけきょう]
 (n) the Lotus Sutra
: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal
: [けい, たていと]
 (n) (weaving) warp
: [さつ]
 【名詞】 1. (1) volume 2. (2) counter for books 
冊子 : [そうし]
 【名詞】 1. copy-book 2. storybook 3. notebook
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

扇面法華経冊子 : ウィキペディア日本語版
扇面法華経冊子[せんめんほけきょうさっし]

扇面法華経冊子(せんめんほけきょうさっし)または扇面古写経(せんめんこしゃきょう)は、大阪市・四天王寺に伝来した装飾経の遺品。扇形に切った料紙扇面)にを描いて2つに折り、折り目で貼り合わせて冊子とし、そこに法華経・無量義経・観普賢経の経典の経文を書写したものである。
== 概説 ==

平安時代とくに院政期に流行した装飾経の遺品のひとつであり、扇形の料紙を使用し、濃彩の下絵を用いる点は他に類をみない〔金原省吾『日本美術論』、晃文社、1939年、P62〕。成立は12世紀中葉と考えられる。下絵の題材は、貴族庶民の生活などから採られ、大和絵の手法で描かれている。美術品としての価値が高く、当時愛玩された紙扇の絵の様式を伝える唯一の遺品でもある。書風は和様で数人の手になるものとみられ、書跡資料としても貴重である。風俗画としては、絵巻物とならび、きわめて貴重な情報が織り込まれた重要な図像資料でもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「扇面法華経冊子」の詳細全文を読む




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