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手の少陽三焦経(てのしょうようさんしょうけい、 、()もしくは )とは、三焦経に属する手を流れる陽経の経絡である。心包と三焦は共に中国の五行(木、火、土、金、水)でいうと火(相火)に属するため密接な関係を持つ。流注によると三焦はもとより、耳のまわりを取り囲んでいるため耳の痛みにこの三焦経の経穴を使うこともある。三焦経の募穴は石門穴(任脈)。 国際表記はTEまたはSJと表記する。 == 流注(経絡の流れの道筋) == 手の薬指の端(関衝穴)に起こり、手背より前腕背側の中央を上って、肘を貫き肘後(天井穴)に出て上腕後外側を循り肩に上る。肩井穴で足の少陽胆経と交わり、鎖骨上窩(缺盆穴)に入り、下って膻中穴で左右が交わったのち、散布して心包を絡い、横隔膜を下って三焦に属する。その支なるものは、膻中穴から鎖骨上窩(缺盆穴)に出て、項を上って耳の後(翳風穴)に達し、一つは耳の上(角孫穴)から額角に出て内眥から頬に行き、別の支なるものは、翳風穴から耳中に入り耳前に出て、頬を経て外眼角のあたりに終わり、足の少陽胆経に連なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「手の少陽三焦経」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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