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手稲山(ていねやま/Teine-yama・Mt.Teine)は、北海道札幌市西部の手稲区と西区に跨る標高1023.1mの山。札幌市中心部からほぼ真西に直線で約15km、自動車で約40分の位置にある。 古くはアイヌ語で「タンネウェンシリtanne-wen-sir」(長い・悪い・場所)と呼ばれ、南斜面に大きく広がる崖地形から名づけられたとされるが、手稲という地名は「テイネィteyne-i」(濡れている・もの)に由来し、手稲区市街地の広がる山麓の開拓される前にあった低湿地帯を指すといわれる。 明治末期に登山道ができ、大正15年(1926)には北大スキー部が山スキーの拠点の一つとして建てたパラダイスヒュッテと呼ばれる日本最古の本格的スキー山小屋が建築される。第11回冬季オリンピック札幌大会の会場になり、現在でも年間100万人を超えるスキーヤーが訪れる。 == 地質と地形 == 那須火山帯に属する。第四紀火山と考えられていたこともあったが、現在は否定され、より古い鮮新世(約500~160万年前)の火山と考えられている。地質は、安山岩、頁岩、凝灰岩などで構成される。 山頂の西側には尾根が連なり、南側と北側は急峻な断崖絶壁となっている。北側の絶壁(通称「北壁」)の下(現在のロープウェイ山麓駅付近)には火口のひとつがあったと考えられている。東側には溶岩の流れた跡とされるなだらかな傾斜が続いている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「手稲山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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