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自動列車停止装置(じどうれっしゃていしそうち、ATS: )は、鉄道での衝突防止や過速度防止の安全装置(=自動列車保安装置と呼ぶ)の日本での分類の1つ。列車や軌道車両が停止信号を越えて進行しようとした場合に警報を与えたり、列車のブレーキを自動的に動作させて停止させ、衝突や脱線などの事故を防ぐ装置である。 == 定義 == 日本工業規格のJIS E 3013(鉄道信号保安用語)では、以下のように定義されている。 ; 自動列車停止装置 : 列車が停止信号に接近すると、列車を自動的に停止させる装置。ATSともいう。 ; 自動列車制御装置 : 列車の速度を自動的に制限速度以下に制御する装置。ATCともいう。 ATSには停止信号による自動停止機能のほかに、停止信号また信号現示に関わりなく制限速度設定を超えた場合に警報・減速または停止させる機能がついたものもある。 日本の鉄道と軌道法において一般的な自動列車保安装置であるが、鉄道事業者や軌道経営者によってその内容は大きく異なり、機能自体はATCと遜色のないものを使っている事業者もある。しかしながら、ATSにおいて安全走行を確保する主体は運転士であり、ATS装置は運転士のヒューマンエラーに対するバックアップが目的であるのに対し、ATCにおいてはATC装置が安全走行を確保する主体となっている点が異なる。 日本以外の国においては、安全装置の考え方が違い区分法が違うので、ATCを含め直接の対応語はない。そのため同様の機能の装置に様々な命名があり、AWSと称しているところもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自動列車停止装置」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Automatic train stop 」があります。 スポンサード リンク
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