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打撃用ヘルメット(だげきようヘルメット、英:Batting helmet)は、野球やソフトボールにおいて攻撃側では打席に立つ打者や走者、守備側では捕手が頭部保護の目的に装着するヘルメット。 == 概要 == 投手や他のポジションが投げたボールや打者が打った打球が、打者や走者の頭部に当たった際、素材の硬さや形状及び内装の緩衝材、ヘルメット自体がはじき飛ばされることによりダメージが軽減される。 安全ヘルメットなどにあるあご紐は、衝撃をまともに受けて逆に危険になるためつけられておらず前方に鍔、耳に当たる部分に耳あて(フラップ)がある。頭頂部には通気孔、頭部正面側にチームロゴ、頭部背面側には背番号が入れられることが多い。この耳あてはプロ野球においては左打者用では右耳に、右打者用には左耳についており耳の保護を行う。スイッチヒッターでは両耳付きヘルメットを使う選手もいる。なお高校生以下は事故防止の為、両耳付きの使用を義務付けている場合がほとんどである。 耳あて付きヘルメットは田淵幸一(当時阪神タイガース)がの広島カープ戦で外木場義郎の投球が側頭部への死球により耳から出血したことをきっかけに、以後広く使用されるようになった〔田淵幸一、流血し昏倒…記憶が飛んだおかげで恐怖なし 〕。 日本のプロ野球では、以降に在籍した選手、およびに在籍し耳あて付きヘルメットを着用した選手は耳あて付きヘルメットが義務、1983年に在籍し耳あて付きヘルメットを着用しなかった選手は選択可能となっていた。この基準はシーズンから適用され、それ以前は1984年以降に入団した選手も耳あての無いヘルメットを着用することができた。この基準制定以降、落合博満や平野謙、金森栄治、田村藤夫ら14人の選手が耳あての無いヘルメットを着用していたが限りで引退した愛甲猛が最後の着用選手となった。 ヘルメットの形状には規則がなく、どんな形のヘルメットでも基本的には認められる。チャーリー・マニエルはのロッテ戦で八木沢荘六の投球を顎に受け骨折したが、欠場明けの復帰試合にはアメリカンフットボールのガードが顎についた特注ヘルメットを着用した〔“赤鬼”マニエル、“アメフット”スタイルで復活 〕。秋山幸二は、に西武戦で松坂大輔から死球を顔面に受け頬骨を骨折してしまうが、契約メーカーにフェイスガードつきのヘルメットを特注し、数試合後にはスタメン復帰した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「打撃用ヘルメット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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