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技術科学大学(ぎじゅつかがくだいがく)は、日本の国立大学の形態の一つ。高等専門学校からの3年次編入生を主として受け入れ、大学院修士課程までの一貫教育や4年次の実務訓練(必修のインターンシップ)が特色の新構想大学。高専連携室を備え、高等専門学校との連携を深めている。英語名はUniversity of Technology、技科大(ぎかだい)と略されることが多い。 == 概要 == 「実践的、創造的な能力を備えた指導的技術者の養成」を目的に昭和51年(1976年)に文部省が設置した〔学生の受け入れは昭和53年(1978年)からであり、学部1年次新入生と学部3年次編入生を受け入れている。大学院修士課程の学生受け入れは昭和55年(1980年)から。〕。 特色ある技術教育の体系をとっており、高等専門学校の卒業者等を第3学年に、定員の過半数として受け入れることを目的としている。また大学院が併設され、学部から修士課程までの一貫教育が特色であり、大学院まで進学する比率が高い。また、定員の一部として専門高校、普通高校の卒業者等を第1学年に受け入れる。 技術科学大学は現在、愛知県豊橋市の豊橋技術科学大学、新潟県長岡市の長岡技術科学大学の2校がある。 長岡市への設置は新潟大学工学部の新潟市移転で高等教育機関の空白地となる長岡市の国立大学誘致に端を発するものである。田中角栄首相(当時)のお膝元である同市への設置が決定された時、「長岡だけではまずい、もう一校、太平洋側にも」ということで、同じく国立大学誘致を推進していた豊橋市へも設置されることとなった〔朝日新聞(昭和55年12月22日4面「月曜ルポ」)〕。 地方の単科大学ながら、長岡・豊橋の両校とも21世紀COEに2件採択されており、相応の研究レベルを誇る。近年は高専連携室を設置し、学生・教職員の交流や共同研究プロジェクト、日本高専学会年会の開催等、高等専門学校との連携を深めている。長岡は専門職大学院や海外への実務訓練等、高専と連携したeラーニング、原子力人材育成等、独特の教育活動に特色がある。対して豊橋はグローバルCOE〔日経BPムック「変革する大学」シリーズEX 国立大学法人豊橋技術科学大学01 グローバルCOE拠点 インテリジェントセンシングのフロンティア,日経BPコンサルティング,(2012)〕や研究大学強化促進事業の採択、企業と連携した実務訓練、MOT等、活発な産学連携活動や研究活動が目立つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「技術科学大学」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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