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投入堂(なげいれどう)は、鳥取県三朝町にある三徳山三仏寺の奥院。山の断崖の窪みに建造された平安時代の懸造り (かけづくり)木製堂で、三仏寺の開祖とされる役小角が蔵王権現などを祀った仏堂を法力で山に投げ入れたという言い伝えから「投入堂」と呼ばれる〔 鳥取環境大学紀要、2012年3月〕。平安密教建築の数少ない遺構であり〔、国宝に指定されている。 == 構造 == 玄武岩層と凝灰岩層の切れ目にある岩陰を利用して、柱で床を支える懸造り(山などの斜面に建てられる半高床式の造り)で建設されている〔。構造は、懸造平入りで、正面二間、側面一間の母屋に高欄付きの縁を鍵の手状に巡らせている〔。母屋の屋根は桧皮葺き流れ造りで脇に落ち屋根のひさしが付く〔。投入堂の西側には、一間四方切り妻屋根の愛染堂が付属している〔。投入堂内部には7体の蔵王権現立像が安置されていた。 岡倉天心、六角紫水らが明治36年に明治政府の依頼で調査した際の記録には「投入堂は丹塗り(朱色)」とあり〔 三朝町広報、2006/0602〕〔 四国新聞社、2006/01/13〕〔「きょうの鳥取県」第531号(2006年01月20日)鳥取県未来戦略課〕、平成の保存修理の際に行なわれた塗装調査でも、少なくとも赤と白の顔料で彩られていたことが判明したほか、打越垂木(母屋から向拝柱の上に架け渡した垂木)木口に透かし彫りの飾り金具が取りついていたことがわかった〔。外部正面東脇間の壁板、正面高欄の平桁などに青色塗装痕も見られたが、これは筆による落書きではないかと見られている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「投入堂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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