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折り畳み(おりたたみ、)は、折って畳む行為。道具などにおいて「折り畳み式(折りたたみ式)」と呼ぶことがある。 折りたたみとは、連続して全体をなす物を、幾つかの部分に分け、各部の接続部をそれが連続しているままに曲げることにより、全長を小さくまとめる行為を指す。折る位置以外の部分はその形を変えないままに、全体を変形させる。折れた部分を伸ばすと、元の形に復元できる。 == 利用 == 折りたたみの典型的な利用として、そのままでは大きすぎるものを折りたたむ機構をつけることで小さくまとめる、と言うものがある。小さくまとめることは、運搬、持ち運びの利便性と、収納の容易さの両面がある〔「モノ・マガジン」 No.438 (ワールドフォトプレス、2001年 10-16) p.117-123 折りたたみの美学 タタミズム (文/山本雅也)〕。 折りたたみ傘、折りたたみ杖、トラベルギターの一種などは携帯する際の利便性を向上させたもので、乗り物でも同様の目的で数々が開発されてきた。1979年に発明されて人気を博した自転車「ブロンプトン」、キックスケーターの「レイザー (Razor)」、小型飛行機の「ICON A5」〔折りたたみ翼は、航空母艦の艦載機に採用されている機構でもあるという。 (米ベンチャー企業が発表、折りたたみ翼を装備したライトプレーン - BusinessNewsline)〕など〔CNN.co.jp : 「折り紙」ヒントにカヤック開発、収納便利で運びやすく - (2/2) 〕。フォールディングタイプカヤックにも、日本伝統の折り紙(17世紀に発達したといわれる)の方式を応用したものが登場している〔CNN.co.jp : 写真特集:折りたたみ式のカヤックや飛行機を見る - (1/9) 〕。大日本帝国陸軍では九五式折畳舟という二分割の組立式の舟もあった。ベビーカーや車椅子など、座面に布地を用いることで折りたたみを実現しているものもある。 他方でアコーディオンカーテンなどは運搬を普通は考えないため、収納のコンパクト化に目的があると考えられる。 蛇腹などを用いる「伸縮する筒状構造物」も、産業界における「折りたたみ設計」として含める場合がある〔伝統折紙の“技”! 曲がった筒の折り畳み設計手法 p.2-3 - 明治大学 先端数理科学インスティテュート(MIMS)〕。キッチン用品においても、シリコンなどの柔らかい素材を用いて折りたたみを容易にしている例もある〔。近年は宇宙開発などの工学において、折りたたみが重要な位置を占めることになったともいわれる〔「かたち・機能のデザイン事典」 (丸善出版、2011年1月) p.5 構造〕。 また、数理モデルとしての研究発表も登場している〔【応用数学】物体の折りたたみを説明できるコンパクトな数理モデル - Nature Publishing Group、2012年12月19日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「折り畳み」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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