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担税力[たんぜいりょく] 担税力(たんぜいりょく、tax-bearing capacity)または担税能力(たんぜいのうりょく)は、課税対象となる個人や法人などが、実際に税負担を受け持つことができる能力の事を言う。租税についての能力説(応能説)の基本部分である。 担税力は、応能税における税負担を全体に配分する際の基本的な要素となる。担税力の具体的な基準としては、所得、財産(資産)、消費(消費支出)が挙げられる。消費を基準に用いる場合は、累進税率の採用が難しくなるため、公平の点において、所得と財産を基準に用いる場合に比べて劣ると考えられている。多くの税制においては、所得に依存する税収の割合が高いが(所得税)、所得はその性質や発生原因に応じて担税力が異なってくるため、それに応じた税制の構築が必要となってくる。 == 関連項目 ==
* 租税公平主義 * 応能課税
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「担税力」の詳細全文を読む
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