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拉麺(lā miàn, ラーミエン、ラーメン)は、中華圏の麺の一種、および麺料理の名称。麺の生地を包丁で切った切麺に対した呼び方として、手で延ばしたものを「拉麺」と呼ぶ〔「麺ロードを行く」 P.18 安藤百福著 ISBN 978-4062038478〕。 == 概要 == 拉麺は、中華人民共和国では簡体字で拉面 (lā miàn) と表記される。中国では「麺」(麵/面)は小麦粉を面状に伸ばしたものを指し、薄くのばした包む皮を「麺皮」( / )、線状になったものを「麺条」( / )と呼ぶ。拉麺は、麺条の一種。 中国国家食糧局( / )によると、拉麺は小麦粉・塩・水を用いた麺で〔 中国国家食糧局 小麦編(中国語)〕、陝西省・甘粛省から新疆ウイグル自治区にかけての中国西北部で伝統的に食されるラグマンに由来するとされる〔。 特徴は、小麦粉を練って生地を作ったあと、両手で生地を引っ張ったり、上下に振ったり、板に叩きつけたりしながら伸ばしていく〔。生地が一本が二本、二本が四本、四本が八本と、引き延ばされるごとに徐々に麺が細くなって本数が増えていき〔、その長さは 1 - 2 m にもなる。 後述の蘭州拉麺のように、かん水を使用している拉麺も存在する〔。中国にはコシがない麺や弱い麺が多い中で、このような製法で作った麺は、日本のラーメンのような強いコシを持つ〔「麺ロードを行く」 P.151-155 安藤百福著 ISBN 978-4062038478〕。 中華人民共和国以外の中華圏においては、小麦の麺ではないもの、細く引きのばした手延べ麺ではないものでも、「拉麺」の文字が料理名(メニュー)とし使用されている場合がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「拉麺」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lamian 」があります。 スポンサード リンク
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