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拡張パック(かくちょうパック、英: ''Expansion pack'')とは、既存のものの機能や性能などに対し、新しい機能や性能などを追加(機能拡張)する際に必要になる物をひとまとめにしたもの(パック)を指す。 拡張パックは、拡張パッケージ、アドオン(アドイン)などとも言われる〔。類似する言葉としてプラグインがあるが、厳密には意味が異なるものの、機能を拡張する点では同様であり、拡張パックの一種として扱われる場合も多い(詳細は機能拡張を参照)。 ''expansion'' とは、新しく部品などを追加して拡張することを意味する。 == 概要 == 既に市場に出回った製品などに対し、製品のメーカーが後から機能の追加や性能の向上を施す場合に、それに必要な部品を一まとめにした拡張パックを用意する。製品のユーザーがこの拡張パックを使用することで、製品の機能や性能を追加し拡張することができる。後からの機能の追加や拡張が行われるコンピュータのソフトウェア分野や一部のゲーム(コンピュータゲーム、トレーディングカードゲームなど)でよく使われるものである。 拡張パックは機能を追加するためのものを意味するが、マイクロソフトが同社のオペレーティングシステムであるMicrosoft Windowsに対して配布するサービスパック(Service Pack)のように、バグや不具合の修正と機能拡張が同時に含まれているものもある〔たとえば、Windows XP Service Pack 2では、セキュリティの大幅な強化のための機能追加が行われた。Microsoft Windows XP#Service Packを参照。〕。 ベースに同じシステムを使って作られたものであったとしても、それ単体で動作する場合は拡張パックとは呼ばない〔マイクロソフトのWindows NT系OSは、Windows NTをベースにしたOSであるが、2000やXP、Vista、7などの後継についてはNTの拡張パックとは言わない。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「拡張パック」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Expansion pack 」があります。 スポンサード リンク
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