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『拳精』(けんせい、原題:拳精、英題:''Spiritual Kung-Fu'')は、1978年制作のジャッキー・チェン主演、武術指導の香港映画。日本では1980年6月14日に東映系で「不良少年」と同時上映で公開された。 ==概要== ロー・ウェイのプロダクション時代のジャッキー主演作の1本。当時ローの思惑でシリアス路線の作品を連発していたものの、持ち味のユーモアセンスを活かしたかったジャッキーは、若いスタッフらとコメディ調の活劇『カンニング・モンキー 天中拳』を製作。これに立腹したローは『天中拳』を酷評してお蔵入りにした後(一時撮影を中断させた後)、意向に反してジャッキーが他社で製作した「蛇拳」でヒット、ならば路線変更と、自社で「本当のコメディの作り方を見せてやる」と豪語して控えていた「酔拳」の撮影を延期させ制作したのが本作である〔ジャッキー・チェン自伝『僕はジャッキー・チェン』〕。 隕石落下の衝撃によって拳法の教本から拳の妖精が出現し、しがない寺男に拳を叩き込み、折から寺で発生していた連続殺人事件に挑むという風変わりな物語であったが、もろもろな製作事情から不本意で製作された(あくまでもジャッキー本人の意思として)本作を、ジャッキーは前述の自伝において「白塗りのオバケが出てきたり、僕がおしっこをひっかけたりなど、とにかく酷い映画」など本作を徹底的に酷評、未だに嫌っている。 結局、この作品とその次に撮られた『龍拳』は、香港で配給してくれる会社が見つからずお蔵入りとなったが、ジャッキーが『スネーキーモンキー 蛇拳』で成功した後になってからようやく公開された…と自伝には書いてあるが、実際のところは香港で『スネーキーモンキー 蛇拳』のヒット直後に製作された映画で、完成後に通常公開、ロー・ウェイプロダクション製作の作品では最高の興行成績を記録した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「拳精」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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