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指数層系列 : ミニ英和和英辞書
指数層系列[しすうそうけいれつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ゆび]
 【名詞】 1. finger 
指数 : [しすう]
 【名詞】 1. index 2. index number 3. exponent (e.g., in floating-point representation) 
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 
: [けい]
  1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) 
系列 : [けいれつ]
 【名詞】 1. (1) series 2. sequence 3. system 4. order of succession 5. (2) grouping of enterprises 
: [れつ]
 【名詞】 1. queue 2. line 3. row 

指数層系列 : ウィキペディア日本語版
指数層系列[しすうそうけいれつ]

指数層系列(しすうそうけいれつ、exponential sheaf sequence)(指数完全系列とも言う)は、数学では複素幾何学で使われる(コホモロジー)の基本的な短完全系列のことである。
M を複素多様体とし、M 上の正則函数の層を OM と記し、0 にならない正則函数からなる部分層を OM
*
と表すとする。これらは両方とも、アーベル群の層である。指数函数は層の準同型
:\exp : \mathcal O_M \to \mathcal O_M^
*,
をもたらす。正則函数 f に対し、exp(f) は 0 にならない正則函数であり、exp (f + g) = exp (f) exp (g) となるので、この準同型のは、''M'' 上の整数 ''n'' で 値 2''in'' を持つ局所定数函数の層 2''i''Z である。指数層系列は、従って、
:0\to 2\pi i\,\mathbb Z \to \mathcal O_M\to\mathcal O_M^
*\to 0
である。ただし、この指数写像は、いつも切断上で全射とは限らない。指数層系列を見るには、たとえば、M を複素平面上の穴あき円板とすると、指数写像は、上で全射である。点 P で g(P) ≠ 0 を満たすような正則函数の(germ) g が与えられると、P の近傍で g の対数として取ることができる。層コホモロジー長完全系列は、M の任意の開集合 U に対し、完全系列
:\cdots\to H^0(\mathcal O_U) \to H^0(\mathcal O_U^
*)\to H^1(2\pi i\,\mathbb Z|_U) \to \cdots
が得られることを示している。ここに H0 は単に U 上の切断を意味し、層コホモロジー H1(2πiZ|U) は U の特異コホモロジーである。従って、関連する準同型は、一般化された回転数であり、U が可縮であることを妨げる度合いを測っている。言い換えると、0 にならない正則函数の大域的対数をとることができ、局所的には常に完全系列がえられるための位相的障害が存在する。
この系列の別の結果は、系列
:\cdots\to H^1(\mathcal O_M)\to H^1(\mathcal O_M^
*)\to H^2(2\pi i\,\mathbb Z)\to \cdots
が完全系列性である。ここに、H1(OM
*
) は、M 上の正則ラインバンドルピカール群と同一視することができる。この準同型は、ラインバンドルを第一チャーン類へ写像する。
'Z である。指数層系列は、従って、
:0\to 2\pi i\,\mathbb Z \to \mathcal O_M\to\mathcal O_M^
*\to 0
である。ただし、この指数写像は、いつも切断上で全射とは限らない。指数層系列を見るには、たとえば、M を複素平面上の穴あき円板とすると、指数写像は、上で全射である。点 P で g(P) ≠ 0 を満たすような正則函数の(germ) g が与えられると、P の近傍で g の対数として取ることができる。層コホモロジー長完全系列は、M の任意の開集合 U に対し、完全系列
:\cdots\to H^0(\mathcal O_U) \to H^0(\mathcal O_U^
*)\to H^1(2\pi i\,\mathbb Z|_U) \to \cdots
が得られることを示している。ここに H0 は単に U 上の切断を意味し、層コホモロジー H1(2πi
Z|U) は U の特異コホモロジーである。従って、関連する準同型は、一般化された回転数であり、U が可縮であることを妨げる度合いを測っている。言い換えると、0 にならない正則函数の大域的対数をとることができ、局所的には常に完全系列がえられるための位相的障害が存在する。
この系列の別の結果は、系列
:\cdots\to H^1(\mathcal O_M)\to H^1(\mathcal O_M^
*)\to H^2(2\pi i\,\mathbb Z)\to \cdots
が完全系列性である。ここに、H1(OM
*
) は、M 上の正則ラインバンドルピカール群と同一視することができる。この準同型は、ラインバンドルを第一チャーン類へ写像する。

''Z|''U'') is the singular cohomology of ''U''. The connecting homomorphism is therefore a generalized winding number and measures the failure of ''U'' to be contractible. In other words, there is a potential topological obstruction to taking a ''global'' logarithm of a non-vanishing holomorphic function, something that is always ''locally'' possible.
A further consequence of the sequence is the exactness of
:\cdots\to H^1(\mathcal O_M)\to H^1(\mathcal O_M^
*)\to H^2(2\pi i\,\mathbb Z)\to \cdots.
Here ''H''1(''O''''M''
*) can be identified with the Picard group of holomorphic line bundles on ''M''. The connecting homomorphism sends a line bundle to its first Chern class.-->
==参考文献==

* , see especially p. 37 and p. 139


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「指数層系列」の詳細全文を読む




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