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振り飛車穴熊は将棋の戦法の1つ。主に居飛車対振り飛車の将棋で角道を止める振り飛車が穴熊を志向する作戦を指す。また、相振り飛車でも用いられる。 == 概要と歴史 == 穴熊囲いは、その原型こそ古くからあったが、バランスが悪く駒組みに手数がかかるとして敬遠されてきた。しかし、昭和に入り居飛車が玉頭位取りを用いるようになると、それまで用いられてきた美濃囲いでは居飛車陣からの圧力に対し玉が近すぎるという欠点があった。そこで、美濃囲いより玉が深くて遠く、位取りの圧力を緩和出来る穴熊が注目されるようになった〔『現代に生きる大山振り飛車』p.134を参照。〕。 昭和50年代に入ると穴熊の特性を活かした戦術が磨かれ対位取りだけではなく幅広く用いられるようになり、大内延介・西村一義ら穴熊党が活躍したことで人気戦法の地位を確立した〔『現代に生きる大山振り飛車』p.136を参照。〕。また福崎文吾も振り飛車穴熊を得意とし、谷川浩司をして「感覚を破壊された」とまで言わしめた〔『将棋世界2012年8月号』p.142を参照。〕。しかし、その隆盛と共に居飛車側の対策も進化し、左美濃からの銀冠と居飛車穴熊が有力であることが分かり、いずれも居飛車の勝率が高くなったので衰退した〔特に「相穴熊(居飛車対振り飛車穴熊)は居飛車必勝」とされ、勝率も居飛車側が圧倒していた時期が長かった。『現代に生きる大山振り飛車』p.137を参照。〕。 2012年7月現在のプロ棋界では広瀬章人が四間飛車穴熊を愛用し、振り飛車穴熊の定跡の発展に貢献している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「振り飛車穴熊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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