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捜査介入部隊()は、フランス国家警察の犯罪捜査部隊。日本語では探索出動班とも訳される。またパリ警視庁のBRIを基幹として編成される特殊部隊であるBRI-BAC()についても本項で述べる。 == 来歴 == 1960年代初頭、パリ市内では武装強盗や誘拐など重犯罪の増加が問題となっていたが、これに対しては、事件から出発して実行者を辿っていくという従来の捜査手法では対応困難であった。このことから、1964年9月22日、パリ地域圏司法警察局(パリDRPJ)刑事部長 マックス・フェルネ上級警視正は、これらの凶悪犯に対抗するため独自の機動性を与えた専従人員として、フランソワ・ル・ムエル警視正の指揮下に捜査介入班()を創設した〔。1967年には30名規模の捜査介入部隊()に拡充されて、パリDRPJの主要内部部局の一つとなった。当時、このような施策は非常に革新的であったことから、BRIはギャング対策部隊(Brigade antigang)のニックネームで知られるようになり、国家警察の内部部局である犯罪対策中央部(OCRB; 2006年に組織犯罪対策中央部(OCLCO)に改編)や、その他の司法警察(PJ; 刑事警察部門)の地方支分部局でも、これに範をとった組織が設置されるようになった〔。 また1972年10月1日、パリ警視庁はコマンド対策部隊(BRI-BAC: )の制度を発足させた。これは、人質事件やテロなどの重大事案発生時に、BRI(BRI-PP)を基幹として、警視庁のその他部署から所要の人員を集めたタスクフォースとして人質救出作戦・対テロ作戦部隊を集成するというものであり、同年に西ドイツで発生したミュンヘンオリンピック事件や、1969年にジロンド県セスタで発生した人質事件、そして1971年のビュッフェとボンタン事件といったフランス国内の人質事件の教訓を踏まえた施策であった。これにより、BRIは特殊部隊としての性格を具備するようになった〔。なおこれは、公共安全中央局(DCSP)の介入部隊(GIPN)、更には国家憲兵隊の治安介入部隊(GIGN)よりも先行しており、西ドイツ国境警備隊のGSG-9よりも5日遅いだけで、フランスとしては初、欧州全体としても極めて先駆的な試みであった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランス国家警察捜査介入部隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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