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接合菌綱(せつごうきんこう Class Zygomycetes)は、接合菌門(Zygomycota)の中の分類群の一つ。接合菌門の内、一般的なカビに類するものが含まれる。ただし、菌界全体にわたる分類体系の見直しの中、2010年現在で、この綱そのものを解体する案が浮上、有力視されている。そのため、以下の記述はこの件に関するもの以外は、過去の分類体系によるものである。 == 特徴 == 一般的には菌糸を形成する糸状菌である。菌糸に隔壁のない多核体の菌糸体を形成するのが原始的なものと考えられる。ケカビなどは太くて、先端が細く樹枝状に枝分かれした菌糸を作り、古くなった部分や生殖器官の位置にだけ隔壁を生じる。トリモチカビ目のものは非常に細い菌糸を出す。キクセラ目やディマルガリス目のものは比較的一定の太さで、規則的な隔壁を生じる。ハエカビ目のものは菌糸があまり発達せず、太短い棒状の構造にとどまる例もある。トリモチカビ目の内部寄生のものにも菌糸がほとんど発達しない例がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「接合菌綱」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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