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掬粋巧芸館(きくすいこうげいかん)は、山形県川西町に所在する山形県の登録博物館。運営は、一般財団法人掬粋巧芸館。開設者である井上酒造(現・樽平酒造)10代目・井上庄七が収集した日本・中国・朝鮮を中心とした東洋陶磁の600点弱を収蔵している。開館は1932年(昭和7年)で、日本の私立美術館の中でも歴史の古いものの一つである。所蔵品のうち、「染付飛鳳唐草文八角瓢形花生」(そめつけひほうからくさもんはっかくひさごがたはないけ、重要文化財)は、元代青花磁器の世界的名品として知られる〔『世界陶磁全集13 遼・金・元』、小学館、1989、の解説による。〕。 == 主な収蔵品 == ===陶磁器=== ;重要文化財 * 染付飛鳳唐草文八角瓢形花生 :中国景徳鎮で元代に発達した染付(青花)磁器の作品。染付とは、白磁の釉下に青の絵付けを施したもので、素地に呉須(酸化コバルト)で絵付けをした後、透明釉を掛けて焼成する。本品は上半部には飛鳳文、下半部は八角形に面取りした各面に飛鳳文と草虫文を表し、口縁部、底部、中央部にはそれぞれ蓮弁文を表す。元時代には染付(中国では「青花」という)の名品が多いが、本品のような瓢形(ひょうたん形)で八角に面取りした複雑な器形の遺品は極めて少なく、同様の品は英国・デイヴィッド財団、トルコ、イスタンブルのトプカプ宮殿博物館にそれぞれ一点ずつ存在するのみである。 ;重要美術品 * 白地黒掻落牡丹文瓶(しろじくろかきおとしぼたんもんへい) 宋時代・磁州窯 * 白釉黒花牡丹文梅瓶(はくゆうこっかぼたんもんめいぴん) 宋時代・磁州窯 * 五彩獅子文盤 明時代 * 五彩龍鳳文壺 明時代 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「掬粋巧芸館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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