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提喩(ていゆ)は、修辞技法のひとつで、シネクドキ(synecdoche)ともいう。隠喩の一種で、上位概念を下位概念で、または逆に下位概念を上位概念で言い換えることをいう。 具体的には *あるカテゴリと、それに含まれる個別要素 *全体と、その一部分 *物体と、その材料 などの関係に基づいて言い換えを行う。 例: *「手(人手)が足りない」:仕事をする「人」が足りないという意味。 *「石」:文脈により、半導体素子や、宝石類などを指す。 *「本(ホン)」は演劇関係者の間でシナリオを意味する。 *「笛(ふえ)」は音楽関係者(特にオーケストラ)の間ではフルートを意味する。同じく「ラッパ」はトランペットである。 *「人はパンのみに生くるにあらず」:「パン」は「食べ物」、あるいは広く「物質的充足」の意味で用いられる。 提喩も含めて、概念的な関係・類似性に基づいた言い換えを、換喩という。 == 関連項目 == * パルス・プロ・トト 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「提喩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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