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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 揚げ : [あげ] 1. (n,n-suf) fried bean curd ・ 餅 : [もち] 【名詞】 1. (uk) sticky rice cake
餅(もち)、モチ、もちとは、 *糯米(もち米)を蒸し、臼でついて、さまざまな形にした食品のこと〔広辞苑 第五版【餅】〕〔大辞泉【餅】〕。 *広義には、粳(うるち)米以外の穀類で作る食品もいう〔。 丁寧な、または上品な表現としてお餅、おもちとも。 == 概要 == 餅には搗き餅(つきもち)と練り餅(ねりもち)という製法も材料も違う2種類の餅が存在する。 粒状の米を蒸して杵で搗いたものはつき餅(搗き餅)という。穀物の粉に湯を加えて練り、蒸しあげたものは、練り餅(ねりもち)という。日本では餅といえばつき餅をさす場合が多い。 日本で主流の、つき餅(搗き餅)のつくることを餅つき(もちつき)といい〔方言によっては「餅をかつ」という。〕、糯米を蒸し臼の中に置き杵で繰り返し叩く〔餅つきの様子を表す擬音は「ペッタン」や「ペッタンコ」。〕。 多くは正月、節句、祝い事などでつく〔。また、餅つきは、ある程度の人数分をまとめてでないと行いづらく、大人数が集まって作ることが多く、年中行事、祭り、神事などの場で行われることになっていることも多い。餅は神道や仏教の供物としても用いる。(鏡餅、菱餅など) 近年、餅を機械化された工場で「餅つき機」を用いて製造する業者が増え、一年を通してスーパーなどの棚に餅が並ぶようになっており、また家庭用の餅つき機も普及しつつあり、餅を日常的に食す人も増えた。 漢字における「餅」は、本来は小麦粉などで作った麺などの粉料理()を指し、焼餅・湯餅(饂飩・雲呑の原型)・蒸餅(焼売・饅頭の原型)・油餅などに分類されていた〔篠田統『中国食物史』柴田書店、1976年、P54-56〕。中華文明圏などでは穀物の粉から作った「練り餅(ねりもち・日本においては、菓子に代表される餅)」が一般的で、(日本のような)臼と杵を使って作るつき餅は一部の地域に限られる。練り餅づくりは、最初に穀物をひき臼で粉にしておく必要があるが、すでに粉にされた状態で流通していること(販売されていること)が多いため、家庭では加熱するための鍋や電子レンジさえあれば作れ、また少量でも作ることができる。 日本が統治していた歴史がある台湾では、日本語の「もち」を音訳し、台湾語で(モワチー)と呼び、それに「」などの漢字を当てる。客家や一部の菓子店に搗き餅の伝統を残しているが、それ以外の人は練り餅が主流で、どちらも「」と呼ぶ。近年、台湾風の「」を中国でも売るようになってきている。 餅はできたての熱い状態では、不定形で粘り気があり、他のものに付きやすい食べ物である。常温になると固まるので、円盤状や球状にしたり、板状にして保存する。保存形状により丸餅、伸し餅(のしもち)、切り餅などと呼び分けられる。できたてのものは、きな粉をまぶしたり、醤油などの付け汁に入れてくっつかないようにして食べる。味付けの仕方により、きな粉餅、醤油餅などと呼び分けられる。また、さまざまな材料を混ぜ込むものもあり、よもぎ餅、豆餅、海老餅などと呼び分けられる。保存したものは、焼いたり、煮たり、揚げたりし、再び加熱してから食べる。加熱方法により、焼き餅、揚げ餅などと呼び分けられる。 英語では''Mochi''または''Rice cake''と呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「餅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mochi 」があります。 スポンサード リンク
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