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揚川改良(あげがわかいりょう)は、新潟県東蒲原郡阿賀町津川から同町黒岩に至る国道49号(重複:国道459号)の道路改良事業〔 - 国土交通省 北陸地方整備局 新潟国道事務所 2013年3月4日〕。 == 概要 == * 延長:7.5km * 起点:新潟県東蒲原郡阿賀町津川 * 終点:新潟県東蒲原郡阿賀町黒岩 * 規格:第3種2級 * 道路幅員:13.5m * 車線幅員:3.5m * 車線数:2車線 * 設計速度:60km/h 国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所により「一般国道49号 揚川改良」の事業名称および「揚川道路」「揚川バイパス」の仮称で整備が進められていた延長7.5kmの道路改良事業である。 国道49号の津川地区(旧津川町)津川から、三川地区(旧三川村)白崎に至る区間は、そのほとんどが阿賀野川右岸沿いの急峻な断崖に沿いながら磐越西線と並行する区間で、この間の道路施設の多くは老朽化や狭隘化が著しい条件下にあった。阿賀野川に架かる麒麟橋は架橋から半世紀を越えて老朽化が著しく進行しているのをはじめ、本尊岩トンネルや、前後に直角の急カーブがある揚川トンネルなど、幅員が狭隘で通行困難なトンネルも残存している。加えて同町大牧から黒岩にかけての区間は落石の危険性が高く、連続雨量150mmで通行止めとなる事前通行規制区間に指定されていた。また阿賀野川が増水した際に、冠水の恐れが生じる箇所も多かった。 揚川改良では1978年の事業化以来、本尊岩周辺の災害対策などを進めてきたが、この区間ではたびたび土砂災害が発生しており、特に1995年4月1日に発生した新潟県北部地震では、本尊岩トンネル付近で最大237tに及ぶ岩塊が崩壊したのをはじめ、合計約5000立方メートルに及ぶ落盤が発生し、国道に隣接する磐越西線の路盤が破壊されるなど大規模な被害が及んだことから、建設省(当時)では1997年度に抜本的な改善策として、対岸の左岸側にバイパス道路を建設する方針を決定し、2000年度から本格的な工事に着手し、2013年3月30日全線供用した。尚、この開通に伴い阿賀町大牧 - 黒岩間(揚川トンネル間)は通行止めとなった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「揚川改良」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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