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揚川隧道(あげかわずいどう、揚川トンネル)は、新潟県東蒲原郡阿賀町黒岩にある国道49号(重複:国道459号)のトンネルである。 == 概要 == 阿賀町黒岩地内を通る延長266m、車道幅員5.5m、限界高4.5m、車道は片側1車線の計2車線のトンネルで、自転車歩行者道は併設されていない。 揚川トンネルが開通するまでの本区間は、三川村谷花地内の阿賀野川右岸沿いの急峻な斜面に沿った箇所を経由する、単車線の狭隘区間であった。この危険箇所を回避するため、1960年代の一次改築事業によるバイパス道路の整備の一環で、揚川トンネルはこの区間の北側を経由する位置で1961年に竣工した。 だが、当時の道路規格は現在の車両規格にはそぐわなくなっており、トンネル内は非常に狭隘で充分な道路幅員が確保されていないため、大型車の行き違いが困難となっている他、トンネル入口に車体上部を接触させる事故も発生している。またトンネル前後の線形は極めて厳しい急カーブとなっており、会津若松側がR=40m、新潟側もR=50mとほぼ直角に近い。このため、高さ3.5m以上の車両はトンネルの通行が禁止されており、事前に磐越自動車道などへ迂回する必要がある。 国土交通省新潟国道事務所ではこれらの厳しい線形区間を回避するため、1978年度から事業を行っている「揚川改良」の抜本対策として、阿賀野川左岸側の山間部を経由するバイパス道路(揚川バイパス)の整備を進めており、2013年3月30日に全線供用開始した。〔 - 国土交通省 北陸地方整備局 新潟国道事務所 2013年3月4日〕。 このことに伴い、揚川トンネルは全面通行止となった。また、揚川トンネル北側には、同バイパスの黒岩トンネルが通っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「揚川隧道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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