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揚武号 ( リダイレクト:揚武 (大韓帝国軍艦) ) : ウィキペディア日本語版 | 揚武 (大韓帝国軍艦)[ごう]
揚武または揚武号は、大韓帝国が保有した最初の軍艦である。前身はイギリス製の貨物船で、日本で商船として使用されていたものを購入した。日露戦争中は、日本海軍の仮装巡洋艦揚武(ようぶ)として使用された。 == 船歴 ==
=== 前身 === 本船は、イギリスのミドルズブラに本社を置く造船会社レイルトン・ディクソン(en)により建造され、1888年2月にサンダーランドで進水した〔。イギリス船籍において「パラス」(Pallas)の船名で運用されていたところ、1894年(明治27年)8月に日本の三井物産合名会社が25万円で購入して「勝立丸」(かちだてまる)と改名した〔松井(2006年)、64頁。〕。三井物産では、門司港・口之津港・香港・シンガポール・南洋諸島間の貨物航路で運航されていた〔 『極秘 明治三十七八年海戦史 第七部 医務衛生』巻十二、658-659頁。〕。
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