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揚陸指揮艦(ようりくしきかん、)は、指揮・統制能力を重視した軍艦。主にアメリカ海軍が採用している艦種であり、艦隊司令等が座上する〔。 == 概要 == 海上における軍事行動、特に揚陸戦においては、水上艦船のほか、陸上部隊、航空部隊についても指揮・統制を行う必要がある〔アメリカ揚陸艦史 世界の艦船 2007年1月号増刊 海人社 EAN 4910056040171〕。 第二次世界大戦後半ともなると、上陸作戦は大規模化し、多数の司令部人員や通信能力を必要とした。そのため、充分な容積を確保し、充分な通信能力を備えた指揮専用艦艇・揚陸指揮艦が用いられるようになった〔。 アメリカ海軍初の揚陸指揮艦「アパラチアン」は第二次世界大戦中の1943年に戦時標準船を改造して竣工している。主に対日本戦(太平洋戦争)に使用するためのものであった。重要防御対象であったために、大戦中はその存在自体が秘匿されていた〔。 アパラチアン級は1970年代まで用いられ、その後はブルー・リッジ級などに引き継がれた。なお、強襲揚陸艦の大型化に伴いタラワ級、ワスプ級は揚陸指揮艦任務を兼ねるようになっている。 ブルー・リッジ級では、通信機能を重視し電波干渉を避けるため、広い平甲板を持った船型を採用しているのが特徴である〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「揚陸指揮艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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