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携帯式防空ミサイルシステム(、携帯式地対空ミサイルシステムとも)は、1人で携行可能(man-portable)な地対空ミサイル・システムのこと。通常、肩に乗せて射撃する。これらは典型的な誘導式の兵器であり、低空を飛ぶ航空機、特にヘリコプターの脅威となっている。 == 概観 == MANPADSの原型は1940年代に開発され、地上部隊を敵航空機から防護するために供給された。MANPADSはテロリストの兵器として民間航空機に使われる可能性があるため、重大な警戒が向けられている。こうしたミサイルは様々な供給源を介して入手可能であり、また、広く利用できるもので、軍隊同士やテロ組織の戦闘に、30年にわたって成功裏に使用されてきた〔原文の脚注1(CRS RL31741): “Shoulder-fired SAMs have been used effectively in a variety of conflicts ranging from the Arab-Israeli Wars, Vietnam, the Iran-Iraq War, to the Falklands Conflict, as well as conflicts in Nicaragua, Yemen, Angola, and Uganda, the Chad-Libya Conflict, and the Balkans Conflict in the 1990s. Some analysts claim that Afghan mujahedin downed 269 Soviet aircraft using 340 shoulder-fired SAMs during the Soviet-Afghan War and that 12 of 29 Allied aircraft shot down during the 1991 Gulf War were downed by MANPADS.”「肩乗せ発射ができるSAMはいくつもの戦闘の中で効果的に使用されており、それはアラブ・イスラエル戦争、ベトナム、イラン・イラク戦争からフォークランド紛争に渡っている。また同様にニカラグアでの戦闘、イェメン、アンゴラ、ウガンダ、チャド・リビア戦争、また1990年代のバルカン紛争が挙げられる。幾人かのアナリストが主張するところでは、ソビエト・アフガンの紛争において、アフガンのムジャヒディンは269機のソビエト側航空機を撃墜し、これには340基の肩から射撃可能なSAMが用いられた。また1991年の湾岸戦争で撃墜された連合軍航空機の29機中12機はMANPADSによる。」〕。 アメリカを含む25の国家で携帯式防空ミサイルシステムが生産されている〔CRS RL31741 page 1〕〔Wade Bose, “Wassenaar Agreement Agrees on MANPADS Export Criteria”, ''Arms Control Today'', January/February 2001, p. 1., quoted in CRS RL31741〕。こうした兵器の所持、輸出、取引は、これらが民間航空を停止させる脅威性を持つことから公的には厳しく管理されている〔MANPADS Proliferation - FAS 〕〔The proliferation of MANPADS - Jane's 〕。 これらのミサイルは、形式にもよるが、全長が約150cmから180cm、重量は16kgから18kgである。肩乗せ射撃ができるSAMは通常、標的の探知距離が約10km、交戦可能な距離は6kmである。このことから航空機は高度6,100m以上を飛ぶことで継続して安全を得られる〔。英語圏ではMANPADSのアクロニムが「MANPAD」という単数形で広く誤解されている。この兵器は1基であってもシステムであり、また、アクロニムに最後のSを持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「携帯式防空ミサイルシステム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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