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携帯食 : ミニ英和和英辞書
携帯食[けいたい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

携帯 : [けいたい]
  1. (n,vs) (1) something carried (in the hand) 2. (2) mobile telephone (abbr) 
: [おび, たい]
  1. (n-suf) band (e.g., conduction, valence) 
: [しょく]
 【名詞】 1. meal 2. (one's) diet 3. food 4. foodstuff(s) 

携帯食 ( リダイレクト:携行食 ) : ウィキペディア日本語版
携行食[けいこうしょく]

携行食(けいこうしょく)あるいは行動食(こうどうしょく)とは、携行する食料のことである。
== 概要 ==
; アウトドア
現代のアウトドア活動では、飴玉チョコレートが最も一般的。クッキー類やカップゼリー〔注:小さなカップに入ったゼリー。十数個~数十個が袋詰めされた状態で販売されている。冷凍して持参する人もいる。〕やゼリー飲料が用いられることもある。
わずかな時間しかない状況でも口に入れられるもの、立ったまま、食器類が無くても食べられるもの、かさばらないものが望ましい。そしてカロリーがすみやかに吸収できるものが望ましい。自宅で食べるようなお菓子類とは少し異なった観点から選定する必要がある。できれば、飲料が無くなってしまった場合でも摂取可能なものが望ましい。例えば大きな袋に入ったパサパサして軽いスナック菓子類などは、かさばる割りに実質が少なく、飲み込むのに飲料も必要なので携行食としては不向きである。そうした諸条件を考慮した上で、登山者などの間ではチョコレートや飴玉が定番として定着している。自転車競技などでは片手だけで食べられることも重要となる。
日本人にはおにぎりを用いる伝統がある。おにぎりは良質な栄養源である。しかも、塩が十分にかけてあるおにぎりは、運動によって失われた塩分を補給してくれる。
登山ハイキングロードレースなど体力を使う活動では3度の食事だけでは不十分で、途中で身体が十分に動かなくなる。そのため、食事と食事の間に行動しながら食べられる高カロリーな携行食を持っていく必要がある。
特に登山する時は行動食は必ず持ってゆくべきものだとされている〔『別冊PEAKS 山岳遭難 最新 エマージェンシーBOOK 改訂版』、 2012〕。登山では、状況によっては、休まず移動しつづけなければならない状況になり、食事らしい食事の場を確保できないこともある。そうした状況では行動食が唯一の栄養源・活力源となり、重要度が増す。また、携行食を持っていないと行動力の低下を招き、遭難などの危機的な状況を招く可能性が高まる。怪我などで動けなくなった時などは、救助してもらえるまでの間、携行食で命をつなぐことになる。このため、登山では、適切な携行食を十分に持っているかどうかということが、生死を分けることもしばしばである。
; 戦場
日本では戦国時代の侍たちは、陣中食として握り飯を作って竹の皮などに包んで懐に入れて携行したという。また肩に斜めにかける小袋を用いて携行することも行われた。
忍びの者は、噛めないくらいに硬い煎餅のようなものを作っておいて、それを懐に入れて携行し、たとえば樹木の上に隠れて敵をひそかに監視する時など、長時間手足を全く動かすわけにはいかない場合、それを口にふくんでおいて、かまずに長時間かけてゆっくりと溶かすようにして栄養補給を行ったという。〔現在ではみやげものの《かた焼き》にその姿を残す。〕
会津戦争では白虎隊の少年たちが出陣するにあたって、彼らの母親たちは、少年たちがどうか生きのびるようにとの想いを込めて携行食を用意し彼らに持たせた、という。
現代の兵士などが戦場で携行する食料品は特に「戦場携行食」や「レーション」などと言い、独特のものがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「携行食」の詳細全文を読む




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